2025年でも驚きと喜びを与えるデザイン
驚きと喜びは、クルマのマーケティングで重要なキーワードといえる。1990年代のモデルは、それを実体験できることが少なくなかった。初代アウディTTのインテリアは、25年前でも2025年でも、文字通り驚きと喜びを与えてくれる。
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素材や質感へのコダワリは、現在の同価格帯のモデルの比ではない。ドアハンドルは、デザイン雑貨のよう。シートヒーターのスイッチは、回していくと点灯エリアが増える。ステレオユニットには、TTのロゴが入ったカバーが掛かっている。特別感が漂う。
工業デザインの祖、バウハウスの流れを汲むような傑作といっていい。新車時にショールームを訪れた人は、圧倒されたのではないだろうか。今でも、欲しいと思わせる訴求力がある。
毎日乗れる最高のモダンクラシック
運転体験に、そこまでの衝撃はなかったかもしれない。乗り心地は優れていたものの、走りの面白いクーペが当時は複数存在していた。TTは、ベースとなったハッチバック、ゴルフに近いものといえた。
それでも228psの4気筒エンジンは、充分な速さとゆとりを与えてくれる。現在でも、軽快だと感じられる。
弱点といえたのは、カーブを描いた美しいボディが、僅かな揚力を生み出したこと。四輪駆動は高速域で優れた安定性を発揮すると信じていた、一部のドライバーを驚かせるのには充分といえた。
これを受けてアウディは、サスペンションとアンチロールバーの交換に加えて、スタビリティ・コントロールとリアスポイラーの追加を決定。ディーラーへ持ち込めば、販売済みの車両でも対応を受けられた。英国では、95%のオーナーが実施したという。
ただし、リアのスポイラーはない方が美しい。今回の車両には備わらず、オリジナルの美しさは乱れていない。
初代TTは、毎日乗れる最高のモダンクラシックだと思う。筆者も手元に別のアウディがなければ、中古車を探そうと思うはず。
アウディTT 1.8クワトロ225(初代/1998~2006年/英国仕様)のスペック
英国価格:2万9650ポンド(新車時)
最高速度:243km/h
0-100km/h加速:6.1秒
車両重量:1395kg
パワートレイン:直列4気筒1781cc ターボチャージャー
使用燃料:ガソリン
最高出力:228ps/5900rpm
最大トルク:28.4kg-m/2200-5500rpm
ギアボックス:6速マニュアル(四輪駆動)
この続きは、輝かしい1990年代のクルマ(6)にて。
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