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BMW、量産車最後の12気筒モデル「ザ・ファイナルV12」 7シリーズに設定 12台限定の米国専売モデル

M760i xドライブがベースの限定モデル

BMWは、7シリーズの特別仕様車「ザ・ファイナルV12」を発表した。同社の量産モデルとしては最後のV12エンジン搭載車となる。

【画像】BMW 7シリーズ【堂々たる旗艦セダンを写真で見る】 全56枚

M760i xドライブをベースに、12台のザ・ファイナルV12が米国市場向けに製造される予定だ。20インチのアルミホイール、専用バッジ、BMWのオーダーメイド・プログラム「インディビジュアル」から選べるボディカラーと内装が特徴となる。

6.6L 12気筒ツインターボガソリンエンジンは、標準のM760iから変更なく、8速ATを介して609psを発生し、0-97km/h加速タイムは3.6秒とされている。

12台の車両は、パノラミック・スカイラウンジLEDルーフ、アダプティブLEDヘッドライト、Bowers & Wilkinsのダイヤモンド・サラウンド・サウンド・スピーカーシステム、BMWドライビング・アシスタント・プロフェッショナルなどを標準装備する。

価格は20万ドル(約2290万円)だが、購入できるのは7シリーズのV12モデルの所有歴がある顧客のみとなる。

生産は6月に開始され、7月に納車される予定。各車両には、そのボディカラーや内装トリム、車体番号を記した特注のデスクトロフィーが付属する。

ザ・ファイナルV12の公式画像はまだ公開されておらず、確認できるのは「V12」バッジのティーザー画像のみ。

35年の歴史に幕 ル・マン参戦経験も

次世代モデルの発表に先立ち、今年中に生産終了が予定されている現行7シリーズにとって、これが最後の仕様となる可能性がある。

BMWは以前、次期7シリーズではガソリン、ディーゼル、ハイブリッド、EVの各モデルが設定されることを認め、最もパワフルなモデルはICE車ではなくEVになるとほのめかしていた。

1987年に初めてV12エンジンを搭載したBMWにとって、これは1つの時代の終わりを意味する。初代750iLは300psを発生する自然吸気5.0Lエンジンを搭載し、その派生型は1994年まで7シリーズと8シリーズに採用された。

2代目S70エンジンは排気量を拡大し、ル・マン24時間耐久レース参戦車両にも搭載され、1999年に唯一の総合優勝を果たした。また、マクラーレンF1にも搭載されたことで知られる。

7シリーズのザ・ファイナルV12は、BMW最後のV12モデルとなるが、傘下のロールス・ロイスは2030年まで同エンジンを使用する予定である。

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