現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ミニバンの販売台数2年連続No.1!日産「セレナ e-POWER」が売れている理由

ここから本文です

ミニバンの販売台数2年連続No.1!日産「セレナ e-POWER」が売れている理由

掲載 更新 40
ミニバンの販売台数2年連続No.1!日産「セレナ e-POWER」が売れている理由

1991年の発売以来、家族みんなが使いやすいミニバンとして人気の日産『セレナ』。

2016年8月24日にフルモデルチェンジ、現行で5代目となる『セレナ』は、100%モータードライブの電動パワートレイン「e-POWER」を2018年2月28日に追加し、高い人気を誇る。

日産「セレナ e-POWER」の燃費はどれくらい?グレードごとに比べてみた

ではここで、『セレナ e-POWER』について見ていこう。

日産『セレナ e-POWER』のモデルチェンジの評判はどう?

2019年8月1日に日産『セレナ』はマイナーチェンジを行い、全車が「全方位運転支援システム」を標準搭載。先進安全技術の装備をさらに充実させた。

また、人気の『ハイウェイスター』シリーズは「ダブル V モーショングリル」を採用。16インチアルミホイールを装備するグレードを用意するなど、外観もブラッシュアップしている。

評判も総じて好評。2019年(2019年1月-12月累計)は、『セレナ』全体で9万2956台を販売。2018年に続き2年連続ミニバンNo.1を獲得した。

日産『セレナ e-POWER』のグレードを比較

『セレナ e-POWER』は、『セレナ e-POWER』と『セレナ e-POWER ハイウェイスター』の2タイプに分かれる。

それぞれが3グレードに分かれ、合計6種類が選べる。

では、その概要を見ていこう。

日産『セレナ e-POWER X』

『セレナ e-POWER』のベースとなるモデル。「全方位運転支援システム」を標準搭載し、基本装備は充実する。ただし、オートスライドドアは装着されない。

日産『セレナ e-POWER XV』

『セレナ e-POWER X』の上位がこちらの『セレナ e-POWER XV』。

LEDヘッドランプや超ロングスライドシート、ワンタッチオートスライドドア(両側)などの装備を加えた売れ筋モデルだ。

日産『セレナ e-POWER G』

標準モデルの最上位となるのが、『セレナ e-POWER G』だ。LEDヘッドランプとLEDフォグランプをフロントバンパーに組み込み、シャープな印象を与える。

また、5ナンバークラスの『セレナ』の頂点にふさわしい、「プレミアムインテリア」の合成皮革を採用する。

日産『セレナ e-POWER ハイウェイスター』

『セレナ e-POWER ハイウェイスター』はe-POWERを搭載するハイウェイスターシリーズのベーシックモデル。

「全方位運転支援システム」を標準搭載し、ハイウェイスター専用の「ダブル V モーショングリル」や縦長のリアランプを採用する。

日産『セレナ e-POWER ハイウェイスターV』

『セレナ e-POWER ハイウェイスターV』は『セレナ e-POWER ハイウェイスター』の装備をさらに充実させた人気のモデルだ。

超ロングスライドシート、ハンズフリーオートスライドドア(両側)などを採用する。

日産『セレナ e-POWER ハイウェイスターG』

日産『セレナ e-POWER ハイウェイスター』シリーズの頂点が『セレナ e-POWER ハイウェイスターG』だ。

「プレミアムインテリア」を標準装備。

シート地は豪華な合成皮革となる。

また、16インチのアルミホイールと195/60R16タイヤを標準装備する。

日産『セレナ e-POWER』でおすすめ人気グレード

日産のメーカーWebサイトによると、『セレナ e-POWER』のおすすめグレードは、『セレナ e-POWER ハイウェイスターV』と、『セレナ e-POWER XV』だ。

後述の中古市場でのシェアもこの2台が中心となっており、実際のユーザーからの支持が厚いことを示す。

【参考】日産セレナ

日産『セレナ e-POWER』の内装

『セレナ e-POWER』は、全車7名乗車となる。2列目シートは独立式のいわゆる「キャプテンシート」タイプだ。

グラスエリアの広さもあり、視界は良好。インスツルメントパネル中央に大型の液晶パネルスペースを持ち、ステアリングコラムにも必要なスイッチ類を配して、ドライバーの操作性を高めている。

さらに、『セレナ e-POWER G』と『セレナ e-POWER ハイウェイスターG』には、「プレミアムインテリア」の合成皮革を採用する。

日産『セレナ e-POWER ハイウェイスターV』の内装

では、人気2モデルの内装を確認したい。まずは『セレナ e-POWER ハイウェイスターV』だ。

内装色はグレー&ブラックかブラックを選択可能。

シート地にはジャカード織物/トリコットが使われる。

日産『セレナ e-POWER XV』の内装

『セレナ e-POWER XV』の内装色は、グレージュもしくはブラックが選べる。

シート地は織物/トリコットが使われ、シンプルな単色となっている。

日産『セレナ e-POWER』の燃費

『セレナ e-POWER』のカタログ燃費は、JC08モードで26.2km/L。ただし、『セレナ e-POWER ハイウェイスターG』のみ、23.4km/Lとなる。

日産『セレナ e-POWER』の価格

『セレナ e-POWER X』は299万7500円(税込・以下同)~
『セレナ e-POWER XV』は322万6300円~
『セレナ e-POWER G』は347万3800円~
『セレナ e-POWER ハイウェイスター』は329万3400円~
『セレナ e-POWER ハイウェイスターV』は349万9100円~
『セレナ e-POWER ハイウェイスターG』は372万5700円~

日産『セレナ e-POWER』の値引きってどれくらい?

2019年12月末現在の数値で、目安としてご紹介する。

通常の購入で10万円前後。競合車両を引き合いに出すと10万円~25万円程度。オプション装備などを絡めるとそれ以上という状況のようだ。

ただし、強引な値引き交渉は決して行わないようにしたい。

日産『セレナ e-POWER』の中古車相場はどうなってるの?

2019年末時点での『セレナ e-POWER』の中古車相場は、大手中古車販売サイトで確認したところ、250万円~400万円程度となっている。

※データは2019年12月下順時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文/中馬幹弘

こんな記事も読まれています

販売台数が少なくてもスーパースポーツでもMT車でも関係なし! 「衝突被害軽減ブレーキ」が付いていないクルマはいますぐ搭載すべき
販売台数が少なくてもスーパースポーツでもMT車でも関係なし! 「衝突被害軽減ブレーキ」が付いていないクルマはいますぐ搭載すべき
WEB CARTOP
フェルスタッペン追い上げ勝利、激しい3位争いはペレスに軍配。角田裕毅は16位|F1中国GPスプリント速報
フェルスタッペン追い上げ勝利、激しい3位争いはペレスに軍配。角田裕毅は16位|F1中国GPスプリント速報
motorsport.com 日本版
エンジン搭載はこれが最後!? ベントレー『コンチネンタルGT/GTC』PHEVモデルを初スクープ
エンジン搭載はこれが最後!? ベントレー『コンチネンタルGT/GTC』PHEVモデルを初スクープ
レスポンス
マツダ新型「3列シートSUV」世界初公開! 日本導入もある “最上級モデル”に「大本命!」と待望の声も! 新型「CX-80」欧州での発表に反響集まる
マツダ新型「3列シートSUV」世界初公開! 日本導入もある “最上級モデル”に「大本命!」と待望の声も! 新型「CX-80」欧州での発表に反響集まる
くるまのニュース
四日市→セントレアをスムーズに 東海JCTの工事進捗は 伊勢湾岸道のランプ橋
四日市→セントレアをスムーズに 東海JCTの工事進捗は 伊勢湾岸道のランプ橋
乗りものニュース
シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
レスポンス
マツダが新しい「3列シート車」世界初公開! 直6エンジン&FRシャシーの新型「CX-80」は“全長5m級”のラージSUV!! 日本仕様もまもなく発表!?
マツダが新しい「3列シート車」世界初公開! 直6エンジン&FRシャシーの新型「CX-80」は“全長5m級”のラージSUV!! 日本仕様もまもなく発表!?
VAGUE
ホンダ新型「N-BOX SUV」今夏発売!? アウトドア風「ジョイ」待望の登場か 見た目はどうなる?
ホンダ新型「N-BOX SUV」今夏発売!? アウトドア風「ジョイ」待望の登場か 見た目はどうなる?
くるまのニュース
便利なだけじゃ嫌! ホンダ「ADV160」はカッコよさと走行性能も兼ね備えたビックスクーターの新たな選択肢
便利なだけじゃ嫌! ホンダ「ADV160」はカッコよさと走行性能も兼ね備えたビックスクーターの新たな選択肢
バイクのニュース
500万切りは夢だったか? ガソリンのGXは後出し? [新型ランドクルーザー250]の値付けを整理してみた!
500万切りは夢だったか? ガソリンのGXは後出し? [新型ランドクルーザー250]の値付けを整理してみた!
ベストカーWeb
農道のティレル! 軽トラ6輪車ホンダ「アクティ クローラ」は現在入手困難!? キャタピラを装着すればバツグンの悪路走破性に!
農道のティレル! 軽トラ6輪車ホンダ「アクティ クローラ」は現在入手困難!? キャタピラを装着すればバツグンの悪路走破性に!
Auto Messe Web
MK KASHIYAMAの「GP-588MK」ブレーキクリーナーがパッケージリニューアルで、ブランドカラー化!  
MK KASHIYAMAの「GP-588MK」ブレーキクリーナーがパッケージリニューアルで、ブランドカラー化!  
モーサイ
6000人のランボルギーニファンが熱狂! 歴史的なイベントをイモラサーキットで開催
6000人のランボルギーニファンが熱狂! 歴史的なイベントをイモラサーキットで開催
Webモーターマガジン
スイッチ押すだけ90秒! 超ラク設営のエアテント「Tradcanvas オートエアマジックドーム DUO」【車に積みたいアウトドアアイテム】
スイッチ押すだけ90秒! 超ラク設営のエアテント「Tradcanvas オートエアマジックドーム DUO」【車に積みたいアウトドアアイテム】
月刊自家用車WEB
レクサス ミッドサイズSUV「GX550」の国内導入に先駆け、特別仕様車の「GX550“OVERTRAIL+”」100台を抽選販売
レクサス ミッドサイズSUV「GX550」の国内導入に先駆け、特別仕様車の「GX550“OVERTRAIL+”」100台を抽選販売
Auto Prove
納車1~2か月後の悲劇! テスラEV「サイバートラック」のボディに、突如「オレンジ色の斑点」が現れ始めたワケ
納車1~2か月後の悲劇! テスラEV「サイバートラック」のボディに、突如「オレンジ色の斑点」が現れ始めたワケ
Merkmal
トヨタ新型「FJクルーザー」!? 復活待望の「ラダーフレームSUV」! 丸目&タフデザインは継続な「次期型モデル」予想CGがスゴイ
トヨタ新型「FJクルーザー」!? 復活待望の「ラダーフレームSUV」! 丸目&タフデザインは継続な「次期型モデル」予想CGがスゴイ
くるまのニュース
トラックリミット違反でラップタイム抹消……なしよ! ノリスのスプリント予選ポールラップが復活した理由
トラックリミット違反でラップタイム抹消……なしよ! ノリスのスプリント予選ポールラップが復活した理由
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

40件
  • 1BOXにモーターはいいとは思うな
    やはりどうしても重たいだろうし

    しかし
    意外と価格帯は高いのね
    そこまで出してモーターにするのもちょっと
    No.1とか別にどうでもいいけど
    もう少し値が下がるといいですね
  • 顔が変わってから不調のようですが?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

276.9479.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4.8499.9万円

中古車を検索
セレナの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

276.9479.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4.8499.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村