トヨタの人気高級ミニバンのアルファード/ヴェルファイアが一部改良を実施。アルファードには特別仕様車「S“TYPE GOLDII”」を新設定。ヴェルファイアはグレード体系を見直して「GOLDEN EYES II」に一本化
トヨタ自動車は2021年4月28日、高級ミニバンのアルファードとヴェルファイアの一部改良を行い、5月10日に発売すると発表した。
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変更内容を見ていこう。
アルファード(359万7000円~775万2000円)に関しては、ワンタッチスイッチ付デュアル(両側)パワースライドドアとアクセサリーコンセントを、全車標準装備に拡大したことがトピック。また、最上級グレードのExecutive Lounge/Executive Lounge Sに後席からの視界を広げる可倒式の助手席ヘッドレストを新採用した。
アルファードには、特別仕様車「S“TYPE GOLDII”」(424万円~508万8400円)も新たにラインアップする。通常モデルのSグレードをベースに、外装ではゴールドの専用フロントエンブレムのほか、スモークメッキと黒メタリック塗装を施したフロントグリル、スモークメッキ加飾のボンネットフードモール&フロントバンパーモール、3眼LEDヘッドランプ(スモークメッキ+ブラックエクステンション)+LEDクリアランスランプ(イルミネーション[デイライト]機能付)、アダプティブハイビームシステム(AHS)、LEDフロントフォグランプモール(スモークメッキ)、高輝度塗装18インチアルミホイール(ガソリン車)、バックドアガーニッシュ(スモークメッキ)、スーパーUVカット+IRカット機能+撥水機能付フロントドアグリーンガラス、サイドマッドガード(メッキモール付)、LEDコーナリングランプ、LEDシーケンシャルターンランプ(フロント・リア)などを特別装備。また、スマートキーにはゴールドメッキ加飾を施した。
インテリアについては、パーフォレーション加工を施したウルトラスエードと合成皮革を組み合わせた専用シート表地、サンバーストゴールドウッド+ゴールドスパッタリングで加飾したインストルメントパネル、サンバーストゴールドウッドのシフトノブ、ウィルス菌の抑制に寄与するナノイー、ブラックカラーのルーフおよびピラー、メッキインサイドドアハンドル(フロント・リア)などを特別装備し、より高級感のあるキャビン空間を演出。また、機能装備としてスマートエントリー(ウェルカムパワースライドドア&予約ロック機能付)+プッシュスタートシステムやパワーバックドア(挟み込み防止機能付)などを標準で組み込んでいる。
一方でヴェルファイアについては、好評の特別仕様車「GOLDEN EYES II」を標準グレード化したうえで、車種構成をこのGOLDEN EYES IIに一本化する。車両価格は424万円~508万8400円に設定した。
なお、パワートレインは従来と基本的に共通で、ガソリン車に2AR-FE型2493cc直列4気筒DOHCエンジン(182ps/24.0kg・m)+Super CVT-iと2GR-FKS型3456cc・V型6気筒DOHC・D-4Sエンジン(301ps/36.8kg・m)+Direct Shift-8ATを、ハイブリッド車に2AR-FXE型2493cc直列4気筒DOHCガソリンエンジン(152ps/21.0kg・m)+前2JM型モーター(105kW/270Nm)/後2FM型モーター(50kW/139Nm)のリダクション機構付THSII・E-Fourを採用している。
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みんなのコメント
コストにうるさいトヨタさんですが、ここまで露骨になったか。