■往年のアルピーヌA110の優勝からちょうど50年の快挙
仏アルピーヌは、2021年1月21日から24日にかけてモナコ公国で開催されたFIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロにて、5台の「A110ラリー」が出走、FIA「R-GT」(2輪駆動)カテゴリーでクラス優勝を果たしたと発表した。
2020年12月に開催された2020年のWRC最終戦、ACIラリー・モンツァにて、シグナテックオートモービルが設計・開発したアルピーヌ「A110ラリー」がデビューを果たした。今回のラリー・モンテカルロへの参戦はそれに続くものになる。
ラリー・モンテカルロは雨・雪・氷・霧のスペシャルステージという過酷なロードコンディションで知られる。初開催は1911年と、100年以上続く歴史と、国際的にももっとも権威のあるモータースポーツイベントのひとつだ。
初開催から110年を迎える記念すべき年となった第89回ラリー・モンテカルロは、コロナ禍の影響で無観客での開催となった。
アルピーヌA110ラリーは、マヌ・ギグー選手/アレクサンドル・コリア選手組、ラファエル・アスティエ選手/フレデリック・ヴォークレア選手組、セドリック・ロベール選手/マチュー・デュバル選手組、ピエール・リーグ選手/ジュリアン・ペセンティ選手組、フィリップ・バフン選手/アルノー・デュナン選手組の計5台が出走。
マヌ・ギグー選手/アレクサンドル・コリア選手組が総合22位、R-GT部門で優勝を果たした。
アルピーヌのシグナテックディレクターであるフィリップ・シノー氏は「オベ・アンダーソン選手の優勝から50年、アルピーヌのモンテカルロでのカムバックは夢にも思っていませんでした。当初からアルピーヌA110ラリープロジェクトに参加してくれていたマヌ・ギグー選手や、終始ペースを上げていったラファエル・アスティエ選手のパフォーマンスは、アルピーヌの期待に応えるものでした。
また過酷なコンディションにもかかわらず、5台が完走したということも誇りに思います。5人のドライバーは困難に立ち向かい、A110ラリーの操作性の良さを証明してくれました」と語った。
* * *
アルピーヌは、1955年にジャン・レデレ氏によって設立されたスポーツカーメーカーだ。
ラリー参戦の歴史は古く、1960年代にはフランス国内のラリー選手権に出場している。
1964年にはジャック・フィレ選手がアルピーヌ「A108」でカテゴリー優勝、また1971年にはオーヴェ・アンダーソン選手が「A110 1600S」で優勝、1973年に創設されたWRCの開幕戦となったラリー・モンテカルロでは、「A110 1800S」で表彰台を独占。アルピーヌはその年、WRCの初代マニュファクチャラーズチャンピオンに輝いている。
1973年、アルピーヌは経営不振によりルノー傘下に入り、その後ブランドは一旦途絶えたが、2017年に復活、過去の名前と同じA110を発表した。日本でも2018年に販売を開始している。
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