トヨタ ハイラックスにマイルドハイブリッドとGRスポーツが新登場。トヨタがハイラックスに少しパワーを追加。
新型「トヨタ ハイラックス」に2つの新しいバリエーションが加わる。そのうちの1つは大きな革新であり、長年親しまれてきたピックアップトラックが初めてマイルドハイブリッドとして登場する。さらに、「GRスポーツII」は、シリーズの新しいスポーティなトップモデルだ。
マイルドハイブリッドがさらなるトルクを実現マイルドハイブリッドバージョンの「ハイラックス」から始めよう。204馬力、500Nmの2.8リッターディーゼルエンジンは、48ボルトのシステムによってサポートされている。最大65Nmのトルクを発揮するだけでなく、トヨタによれば、よりスムーズな運転体験、低騒音、低振動を実現するとのこと。つまり、より快適ということだ。トルクの追加により、四輪駆動車はオフロードの障害物を乗り越えやすくなるはずだ。そのような状況下で「ハイラックス」をより制御しやすくするために、アイドリング回転数は720rpmから600rpmに下げられた。変速は6速オートマチックトランスミッションが担当する。
さらに、電動化されたディーゼルエンジンには、より優れたトラクションを実現する追加モードが用意されている。砂地、岩場、雪道など、さまざまな路面を選択できる。あるいは、「オート」モードを選択し、センサーがそれぞれの路面状況を検知して対応させることも可能だ。
オフロード性能はそのまま積載量(1トン)と牽引能力(3.5トン)は、マイルドハイブリッドシステムのないディーゼルの仕様に対応している。最低地上高(310mm)とアプローチアングルおよびデパーチャーアングル(前輪29度、後輪26度)も同様だ。また、700mmの渡河水深も維持されている。これは、トヨタがエンジン上部に電気モーターのオルタネーターを高く配置し、ドライブベルトに特殊なアラミド繊維層を組み込み、バッテリーをリアシートの下に収納しているためだ。唯一の制限は、マイルドハイブリッド駆動の「ハイラックス」はダブルキャブ、すなわち4ドアモデルのみであるということだ。
電動化は視覚的な影響を与えない。マイルドハイブリッドのハイラックスはダブルキャブのみである。ベース価格は5万ユーロ(約825万円)超マイルドハイブリッドバージョンは、少し予算を上乗せする必要がある。ベースモデルの設定はなく、5万4,335ユーロ(約896万円)からとなる上位グレード「コンフォート」のみとなる。
オフロード性能を強化したGRスポーツ ハイラックスを新たに追加「ハイラックス」シリーズに新たに登場した2台目のモデルは、パフォーマンスを重視した設計だ。「GRスポーツ ハイラックス」は、よりダイナミックなデザインを採用している。主なカラーは赤と黒だ。
フロントは、黒いグリルとバンパーの下がシルバーに塗られ、よりダイナミックな外観となっている。また、「スポーツハイラックス」には、トヨタのクラシックロゴ「TOYOTA」がグリルを飾る。
GRスポーツでは、ランニングボード、エクステリアミラー、リアスカートがブラックで仕上げられ、ヘッドライトのベースの部分もブラックだ。ブラックのホイールアーチエクステンションがサイドビューの特徴だ。コイルスプリング、リヤダンパー、ブレーキキャリパーはレッドだ。「GRスポーツ」は17インチホイールを装着し、オールテレインタイヤを標準装備している。リヤウィンドウの上部と両サイドにはスポイラーが装着されている。
赤いシートベルトとスポーティなシート内装はブラックで統一され、赤いシートベルトやその他のカラーアクセントが施されている。フロントシートはスポーティな外観を演出するサイドボルスターが特徴的だ。シートの表皮にはアルカンターラとレザーが組み合わされている。もちろん、シフトパドルやアルミペダル、カーボンルックの装飾パーツも装備されている。
スポーティなシートと赤いシートベルトが、ドライバーと助手席のシートを他のハイラックスのバージョンと明確に区別している。パフォーマンスの向上はないしかし、トヨタは「GRスポーツ」のパフォーマンスを向上させていない。2.8リッターディーゼルはマイルドハイブリッドと同じである。代わりに、エンジニアはシャシーを改良し、トレッドを広げた。狙いはハンドリングと安定性の向上である。
他の「ハイラックス」のバージョンと比較すると、「GRスポーツ」のアプローチアングルは1度大きく(30度)、地上高も高い(323mm)。当然ながら、最上級モデルには価格が伴う。「トヨタ ハイラックスGRスポーツ」の価格は6万5,581ユーロ(約1,082万円)だ。
Text: Katharina BerndtPhoto: Toyota Deutschland GmbH
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