オートポリスで行なわれた2020全日本スーパーフォーミュラ選手権の第4戦。3位表彰台を獲得した牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)がレースを振り返り、初の表彰台に安堵しつつも、課題も浮き彫りになるレースだったと語った。
12番手からスタートした牧野は、ピットウインドウが開いた10周目にタイヤ交換を済ませた。これが功を奏し、13周目に導入されたセーフティカーのタイミングで他車がピットストップをしている間に5番手まで浮上。野尻智紀(TEAM MUGEN)と同様にレース終盤までステイアウトを選択した山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)、笹原右京(TEAM MUGEN)を追いかけた。
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最終的に牧野は3位でフィニッシュし、スーパーフォーミュラ参戦2年目で初の表彰台を獲得した。
自身のデビュー戦となった2019年の開幕戦鈴鹿では、いきなりポールポジションを獲得する快挙を成し遂げ、大きな注目を集めた牧野だったが、不運に見舞われることが多く、ここまで好結果を残すことができていなかった。ようやく表彰台を獲得でき安堵の表情をみせた牧野だったが、予選がうまくいけば優勝できたかもしれないと語った。
「表彰台に乗れたのは純粋に良かったんですけど、展開次第では勝てるチャンスもあったと思うし、そういった意味では悔しい部分もあります。予選ではQ2で僕が失敗してしまって、うまくいかなかったところから、決勝では戦略も含めて良いリカバリーができたと思います」
「決勝ペースに関しては同じ条件(レース前半にピットストップを完了したメンバー)だった野尻選手に対してもかなり離されてしまいました。そういった意味では課題は多いですけど、昨年デビューしてから、うまくいきそうでいかなかった(レースが続いた)ので、表彰台という結果を得られたのは良かったです」
次の舞台となる鈴鹿サーキットはTCS NAKAJIMA RACINGが得意としているコースのひとつ。昨年も開幕戦での牧野に続いて、同地で行なわれた最終戦では当時僚友だったアレックス・パロウがポールポジションを獲得した。さらに今年は鈴鹿でのレースが2戦続けて行なわれるため、展開次第ではここで大量得点を獲得することも可能だ。牧野は得意の鈴鹿でも好結果を掴みたいと意気込みをみせた。
「次の鈴鹿はチームとしても一番得意なサーキットだと思っています。さらに鈴鹿は(レースが)2回ありますので、しっかり頑張りたいと思います」
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