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ドルチェ&ガッバーナ、ミラノ・ファッションウィークでパジャマを大胆に再解釈

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ドルチェ&ガッバーナ、ミラノ・ファッションウィークでパジャマを大胆に再解釈

2025年6月21日(現地時間)、ミラノ・ファッションウィークにてドルチェ&ガッバーナの最新メンズウェアコレクションが発表された。

ドルチェ&ガッバーナはミラノでのショーの前日、 2026年春夏コレクションの主役である「パジャマ・ボーイズ」のティーザー動画をInstagramに投稿した。ベートーヴェンの交響曲第5番をバックにしたその動画でモデルのキム・バトラーが着ているのは、コットンポプリンのパジャマ。白と青のストライプ柄で、ロゴ入りの白いタンクトップとマッチしていた。

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テーラリングに溶け込むパジャマ

動画で予告されたスタイルは、ミラノ・ファッションウィークの2日目、6月21日(現地時間)に開催されたランウェイショーで93のルックとして披露された。ドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナのデザイナーデュオはパジャマに現代メンズウェアの基礎を見出し、そこから抗いようのない魅力を放つワードローブを提案してみせた。

その方向性はファーストルックにすでに表れていた。白いヘンリーネックの上に重ねられたブラウンのパジャマはリラックスカットで、ヒョウ柄で飾られたグリーンのレザーバッグとマッチしている。2番目のルックはストライプのパジャマで、バーガンディのタンクトップと黒いレザーのクラッチバッグを合わせた。ドルチェ&ガッバーナの2026年春夏コレクションは、パジャマの再定義という点で一貫している。

フェイクファーで飾られたユーティリティベストやカーディガン、メッシュニットが重ねられたドルチェ&ガッバーナのパジャマは、ただのパジャマではない。各要素の密なつながりと相互依存性が調和する、のびのびとした開放感を纏うためのユニフォームなのである。

それは、これらのルックのスタイリングに表れている。シルエットを強調しつつ、その下には下着が見え隠れし、パテントレザーのスマートなトレンチコートと合わせたものもあった。なかには、ネクタイが取り入れられたルックさえあり、ドルチェ&ガッバーナが大切にしているドレスメイキングのもうひとつの伝統であるテーラリングに溶け込んでいる。

クラシックなコットンポプリンからジャカード、より装飾的なテクスチャーまで、ファブリック面での実験性はショーのファイナルルックでついに熟し、ストライプのパジャマがメンズウェアのまさに至宝となった瞬間が訪れた。ハンドメイドのストーンやクリスタルの刺繍が施され、豪奢なネックレスやチョーカー、カメオやブローチが、再解釈されたパジャマの先鋭性を確固たるものにする。これらのパジャマはランウェイや報道を飛び出し、現実世界でも人気のアイテムとなっていくだろう。

From GQ Italia

By Bernardo Savastano
Translated and Adapted by Yuzuru Todayama

文:GQ JAPAN Bernardo Savastano
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