現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 大型AT二輪免許で乗れる! BMWの人気アドベンチャー「R1300GS」は長距離ツーリングがさらに快適に!! 思わず“旅”に出たくなるバイクです

ここから本文です

大型AT二輪免許で乗れる! BMWの人気アドベンチャー「R1300GS」は長距離ツーリングがさらに快適に!! 思わず“旅”に出たくなるバイクです

掲載 10
大型AT二輪免許で乗れる! BMWの人気アドベンチャー「R1300GS」は長距離ツーリングがさらに快適に!! 思わず“旅”に出たくなるバイクです

軽量化で生まれ変わった人気アドベンチャーバイク

 BMWの最新アドベンチャーバイク「R1300GS」は、兄弟車である「R1300GSアドベンチャー」とともに、このカテゴリーの最高峰に位置するモデルです。しかも人気も抜群。何しろこの2モデルを合わせると、大排気量のアドベンチャーカテゴリーで6割強のシェアを誇るほどです。

【画像】「えっ!…」大型AT二輪免許で乗れる世界最高峰のアドベンチャー! これがBMWの「R1300GS」です(30枚以上)

 現行モデルは2023年に発表されたもの。前モデルである「R1250GS」から排気量を拡大し、最高出力を145psまでアップさせながら、車両重量は12kgの軽量化を果たしています。

 エンジンは、BMW伝統の水平対向(=ボクサー)2気筒ですが、前モデルに比べて大幅なコンパクト化と、エンジン単体での7kg近い軽量化を実現。構造を一新したフレームに搭載され、軽快な乗り味に貢献するとされています。

 足回りは、BMW独自のEVOテレレバーをフロントに、EVOパラレバーをリアに採用。ブレーキング時のフロントの沈み込みを抑えるとともに、リアは片持ちのシャフトドライブと組み合わせることで独自の乗り心地を実現しています。

 エンジンはもちろんのこと、足回りにも電子制御が採用されているのも大きなトピック。走行シーンや選択しているモードに合わせてサスペンションが自動調整されるのに加えて、停車時には車高が30mm下がるアダプティブ車高制御により、足つき性も向上させています。

 センタースタンドを立てようとすると自動で車高が上がり、立てやすくしてくれる機構も搭載。軽量化されたとはいえ250kgというヘビー級のバイクなので、ありがたい機構といえます。

 自動で変速してくれるオートメイテッド・シフト・アシスタント(ASA)に対応しているのも注目すべきポイント。左手側にクラッチレバーがなく、大型AT二輪免許でも運転することができます。

 高速道路などで前走車を追走するアダプティブクルーズコントロールも搭載しており、電動のウィンドウスクリーンを装備するなど、ツーリングを快適にしてくれる機能が満載です。

●長距離ライドでの快適性がさらに向上

 兄弟車である「R1300GSアドベンチャー」との違いは、「アドベンチャー」の方が大容量のガソリンタンクを装備し、足回りもオフロード走行に対応したものになっていること。

 タンク容量が小さいことから、車体は「R1300GS」の方がスリム。見た目でも大柄な「アドベンチャー」と比べると、緊張することなく乗れる印象です。

 停車時に車高が30mm下がる機構によってまたがりやすく、足つきも良好。走り出して車速が50km/hを超えると車高が自動で上がり、車速が低下すると下がるのですが、意識していないと気づかないくらい動作はスムーズで自然です。

 エンジンはスムーズさが飛躍的に向上していて、大排気量2気筒にありがちな振動やトルク変動がほとんど伝わってきません。低回転域から豊かなトルクを発揮し、それが変動なく高回転域まで続くフィーリングは、ほかではなかなか味わえないものです。

 このエンジン特性が疲れやストレスを抑えてくれることが、長距離ツーリングを楽しむライダーから支持される大きな理由のひとつといえるでしょう。

 もうひとつ、高く支持される理由は、独自のサスペンション機構によって前後のピッチングが抑えられており、荒れた道でもフラットな路面のように走っていけることでしょう。電子制御がプラスされたことで、その特性にはさらに磨きがかかっています。

 加えて、自動で変速してくれるASAや、アダプティブクルーズコントロールが採用されたことで、長距離を走ったときの快適さがさらに向上しています。

 長い距離を走れば走るほど、その快適性の違いは大きな差となってくるはずで、それがツーリングというよりも“旅”に出かけるライダーに支持されている理由となっているのでしょう。

●製品仕様
・価格(消費税込):285万円~
・サイズ:全長2210×全幅1000×全高1490mm
・ホイールベース:1518mm
・シート高:820~870mm
・車両重量:250kg
・エンジン:空水冷水平対向2気筒DOHC
・総排気量:1300cc
・最高出力:145ps/7750rpm
・最大トルク:149Nm/6500rpm(増谷茂樹)

文:VAGUE 増谷茂樹
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

サーキット走行も長距離ツーリングだってこなしちゃう!? 公道走行もツラくない ミドルクラス「スーパースポーツ」バイク3選
サーキット走行も長距離ツーリングだってこなしちゃう!? 公道走行もツラくない ミドルクラス「スーパースポーツ」バイク3選
VAGUE
どこまでも行こう! 長距離ツーリングでも快適で疲れ知らずの 国産「大型ツアラー」バイク3選
どこまでも行こう! 長距離ツーリングでも快適で疲れ知らずの 国産「大型ツアラー」バイク3選
VAGUE
「アドベンチャーバイクの王者」がさらに進化! 異次元の快適性を実現したBMW「R1300GSアドベンチャー」の“キングたるゆえん”とは
「アドベンチャーバイクの王者」がさらに進化! 異次元の快適性を実現したBMW「R1300GSアドベンチャー」の“キングたるゆえん”とは
VAGUE
新型トライアンフ「SPEED TWIN 900」日本登場から半年 現代的“クラシックバイクの進化形”に対する販売店に寄せられる反響とは
新型トライアンフ「SPEED TWIN 900」日本登場から半年 現代的“クラシックバイクの進化形”に対する販売店に寄せられる反響とは
VAGUE
“ツートーン仕上げ”や“ストライプ”がカッコいい! ホンダ「GB350」と「GB350 S」がカラーを一新! 人気ロードスポーツバイクは何が進化した
“ツートーン仕上げ”や“ストライプ”がカッコいい! ホンダ「GB350」と「GB350 S」がカラーを一新! 人気ロードスポーツバイクは何が進化した
VAGUE
ホンダの大人気クルーザー「レブル250」シリーズに新設定された“Eクラッチ”仕様の実力とは? 「クラッチ操作が不要」だから快適性が圧倒的
ホンダの大人気クルーザー「レブル250」シリーズに新設定された“Eクラッチ”仕様の実力とは? 「クラッチ操作が不要」だから快適性が圧倒的
VAGUE
新設計のウイングレットがカッコいい BMWのスーパースポーツ 新型「S1000RR」登場から5か月 販売店での反響とは
新設計のウイングレットがカッコいい BMWのスーパースポーツ 新型「S1000RR」登場から5か月 販売店での反響とは
VAGUE
【ホンダCB750F(1981)試乗】「バリバリ伝説」巨摩 郡の愛機CB-Fは新時代を予感させる空冷ナナハンだった
【ホンダCB750F(1981)試乗】「バリバリ伝説」巨摩 郡の愛機CB-Fは新時代を予感させる空冷ナナハンだった
モーサイ
「安くて手軽」だけじゃない! 高級感と快適な走りを両立する“オトナのための原付二種” 国内メーカー「125ccスクーター」3選
「安くて手軽」だけじゃない! 高級感と快適な走りを両立する“オトナのための原付二種” 国内メーカー「125ccスクーター」3選
VAGUE
635馬力の“史上最強”モデル「ディフェンダー・オクタ」舗装路と悪路での実力は? 2.5トン超のヘビー級ながら「走り味はまるでスポーツカー」
635馬力の“史上最強”モデル「ディフェンダー・オクタ」舗装路と悪路での実力は? 2.5トン超のヘビー級ながら「走り味はまるでスポーツカー」
VAGUE
【BMW G 310 GS試乗】普通自動二輪免許で乗れるリトルアドベンチャーGSの実力チェック!
【BMW G 310 GS試乗】普通自動二輪免許で乗れるリトルアドベンチャーGSの実力チェック!
モーサイ
総合のりものメーカーホンダの面目躍如だ! 原付二種の電動バイク『CUV e:』に試乗してわかったこと
総合のりものメーカーホンダの面目躍如だ! 原付二種の電動バイク『CUV e:』に試乗してわかったこと
レスポンス
スバル新「FRスポーツカー」発表! 伝統の「水平対向エンジン」搭載で“2025年夏”に発売へ!「スポーツ走行」時の安全性も高めた「新BRZ」332万円から!
スバル新「FRスポーツカー」発表! 伝統の「水平対向エンジン」搭載で“2025年夏”に発売へ!「スポーツ走行」時の安全性も高めた「新BRZ」332万円から!
くるまのニュース
ロー&ロングのスタイルがかっこいい! カワサキ「エリミネーター」に人気色のホワイトが復活 販売店に届く反響とは
ロー&ロングのスタイルがかっこいい! カワサキ「エリミネーター」に人気色のホワイトが復活 販売店に届く反響とは
VAGUE
普通二輪免許で乗れるトライアンフ 新型「スクランブラー400 XC」発表! チューブレススポークホイールやガード類を備えた本格派へ
普通二輪免許で乗れるトライアンフ 新型「スクランブラー400 XC」発表! チューブレススポークホイールやガード類を備えた本格派へ
WEBヤングマシン
免許不要での乗れる特定原付き登場から2周年 節目を記念した渾身の一台EVEREST XING「CITY」発売 電アシタイプの「CITY Plus」も展開
免許不要での乗れる特定原付き登場から2周年 節目を記念した渾身の一台EVEREST XING「CITY」発売 電アシタイプの「CITY Plus」も展開
バイクのニュース
トヨタの大人気ミドルSUV「ハリアー」一部改良 どこがどう変わった? 登場した特別仕様車の内容とは
トヨタの大人気ミドルSUV「ハリアー」一部改良 どこがどう変わった? 登場した特別仕様車の内容とは
VAGUE
走破性とデザイン性を高次元で両立! 「BMXスタイル」のフォルムがカッコいい次世代“電動アシスト自転車”の実力とは
走破性とデザイン性を高次元で両立! 「BMXスタイル」のフォルムがカッコいい次世代“電動アシスト自転車”の実力とは
VAGUE

みんなのコメント

10件
  • eyh********
    原付二種ならともかく、大型で限定された車種しか乗れないAT二輪免許を取る人がこの世にいるとは思えないな。
  • kra********
    シート高、下がってもなお820mm・・・チビの自分にはキツイ、初代1100GSで生まれて初めて立ちゴケ経験したバイク。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

588 . 8万円 800 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

20 . 0万円 528 . 0万円

中古車を検索
レクサス GSの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

588 . 8万円 800 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

20 . 0万円 528 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村