いよいよ開幕を迎える2020年のF1。参戦メーカー、そしてチームの中には序盤戦で導入予定だったアップデートを一気に持ち込んでいるところもあれば、アップデートなしといったチームもある。
そんな中メルセデスは、自チームとカスタマーチームへ信頼性面のアップデートが施されたパワーユニットを導入することが明らかとなった。
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メルセデス製のパワーユニットは、今シーズンは2月のプレシーズンテストにおいて、自チームはもとよりカスタマーチームもトラブルに襲われるなど信頼性の面で懸念があるのではないかと見られていた。
メルセデスはすぐに問題の修正に着手し、バルセロナテスト以後にいくつかの変更を施した。そして彼らはファクトリーの閉鎖期間の合間を縫って改善に取り組み、多くの修正が施されたという。
プレシーズンテスト前半で発生した問題はMGU-Hの冷却であり、これはテスト後半に向けて修正を受けた。ただそのテスト後半ではベアリングの不具合が発生し、これも当初開幕予定だったオーストラリアGPまでに修正を受けていた。
そうした修正を受けたパワーユニットがオーストラリアGPでマシンに載せられていたが、最終的にグランプリが中止され使用されなかったため、今回のオーストリアに向け、再び仕様を変更することが可能だったのだ。
「メルボルン(オーストラリア)とは異なるスペックのモノになっている。理由は当時から信頼性面でアップデートされているからだ」
メルセデスの広報担当者はmotorsport.comにそう語った。
「それらはメルボルン以来、我々が閉鎖期間を差し引いた時間で作業してきた成果だ。この忙しい開幕戦に向けて、我々のことをしっかりと支えてくれることを願っている」
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