50周年の年に廃止されたライトエース。その車名の候補案とは?
トヨタは全ディーラーでの全車種併売化を2020年5月から行ったが、6月のマイナーチェンジで、ライトエース(1970年発売)を廃止。兄弟車のタウンエース(1976年発売)は車名が残った。伝統あるライトエースの名称のほうが先に廃止された。
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そんなライトエースであるが、ちょうど50年前の1970年11月に発売(発表は10月)。ハイエースとミニエースの間に位置する小型トラック(71年2月にバン/9人乗りワゴンが誕生)であった。コロナ系のコンポーネントを用いたハイエース、パブリカ系のコンポーネントを使用したミニエースに対して、カローラ系のものを使用した車両として企画されたのがライトエースというわけだ。
エンジンはカローラ1200やパブリカ1200と同じ3K型1166cc直4・68馬力を搭載。大衆キャブオーバートラックのなかでも最大の積載量750kg、荷台長2260×荷台幅1470mmをマーク。バンは3乗り600kg積み、6人乗り400kg積みとクラス最大の積載能力を誇っていた。
さて、車名であるが正式なつづりは「LITEACE」である。LITEは英語のLIGHT(軽い、軽快な)の読みをベースとした造語で、初出は1トン積みピックアップトラックの「ライトスタウト(LITE-STOUT)」である。このLITEにキャブオーバー車に共通して使われていたACEのサブネームを付けたわけである。
登録商標の出願の記録からどのような候補案があったのか、見ていこう。69年5月13日に出願されたのは、LIGHT ACE、INTER ACE、MIDDLE ACE、TINY ACE、MID ACE、SMALL ACE、LITTLE ACE、ACE MATEの8つ。9日後の5月22日には最終案「LITE ACE」が出願されている。
注目すべきはインターが英語で「~の間の」つまり、ハイエースとミニエースの間という立ち位置を暗示させた名前。ミドル、ミッドも同様の意味合い。ライトやスモール、タイニー、リトルも小さなという意味を連想させ、ハイ/ミニエースの間という意味合いを汲んでいる。車名はけっして“軽く”はないのだ。
●ライトエースは1970年11月に発売。カローラ系の主要メカニズムを使用
●1971年2月に追加されたライトエース バン。乗用のワゴンも設定
●最終型の6代目ライトエース。ダイハツ(インドネシア生産)からのOEM供給モデルとなる
〈文=ドライバーWeb編集部〉
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みんなのコメント
左官屋さんには
重宝した一台だよ。
トヨタの商用車には強い歴史があるね。