2025年はF1世界選手権の75周年であるだけでなく、伝説的なF1デザイナーであるゴードン・マレーがマシン設計を手掛けて60周年の節目を迎える。それを記念して、7月10日から7月13日にかけて開催される今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(FOS)では、マレーが設計した17台が展示される。
もちろん、マシン後部にファンを装備することでマシン下面の空気を強制的に吸い出し、強力なダウンフォースを生み出した悪名高い1978年の“ファンカー”ことブラバムBT46B、2023年にレッドブルが破るまで35年間最高勝率記録を保持した1988年のマクラーレンMP4/4・ホンダも、そのリストに含まれている。これらの他にも、2024年に登場したサーキット専用スーパーカーであるGMA T.50s ニキ・ラウダXP1も展示される。
■マクラーレンの最も印象的なF1マシンの開発物語:マクラーレンMP4/4・ホンダ
「レースカーと市販車の設計やエンジニアリングを初めて60年になるなんて、とても信じられない」
マレーは60周年という節目を祝して行なわれるFOSでのイベントを前にそう語った。
「グッドウッドFOSで何千人ものファンと思い出を語り合うのが待ち切れない。そのわずか1ヵ月後に開催されるゴードン・マレー・スペシャル・ビークル(GMSV)のダブルデビューは、新旧の顧客に我々のマシンとドライビングの祭典に参加してもらえる新たな選択肢となることだろう」
今年のFOSには、モータースポーツの長い歴史を彩った伝説のドライバーが集結し、アラン・プロストやジャッキー・スチュワート、エマーソン・フィッティパルディ、マリオ・アンドレッティ、ナイジェル・マンセル、ジャック・ビルヌーブ、ミカ・ハッキネンらが参加する。
また今年のF1グリッドから、ハースのエステバン・オコンやオリバー・ベアマンも登場予定だ。
■FOSに登場するゴードン・マレー作のマシンは?
1967年IGMフォード(T.1)
1972年ダッカムスLM(T.3)
1972年IGMフォーミュラ750(T.4)
1974年ブラバムBT44(T.6)
1975年ブラバムBT44B
1976年ブラバムBT45(T.7)
1978年ブラバムBT46B”ファンカー”(T.9)
1981年ブラバムBT49(T.11)
1983年ブラバムBT52(T.15)
1988マクラーレンMP4/4
1992年LCCロケット
1993年F1 XP3(T.22)
1995年マクラーレンF1 GTRショートテイル
1997年マクラーレンF1 GTRロングテイル
2023年GMA T.50 PS4
2024年GMA T.50s ニキ・ラウダXP1
2025年GMA T.33 AP4
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みんなのコメント
ピケとマレー氏が去ったブラバムは一気に弱体化しちゃって残念だった