『インテグラ』の日本復活はあるのか?
ホンダは、1月9~11日に幕張メッセで開催されている『東京オートサロン2026(以下TAS)』において、参考出品モデルとして『アキュラ・インテグラ・タイプS』を展示した。
【画像】カッコインテグラ日本復活なるか?パワートレインはシビック・タイプRの北米生産車『アキュラ・インテグラ・タイプS』 全16枚
今回、ホンダ・ブースでは『HRC』ブランドを全面に押し出し、HRCの技術や知見をフィードバックしたスポーツモデルやSUVが主役となっていたが、ブースの端、比較的目立ちにくいところに鮮やかなブルーの5ドアハッチバック車が飾られていた。
実はこれ、北米市販モデルの『アキュラ・インテグラ・タイプS』。ホンダ・ファンならご存知だろうが、シビック・タイプRのパワートレインを搭載した、北米仕様インテグラのトップグレードだ。
『インテグラ』は、かつてはホンダのコンパクト・スポーティクーペ(セダンもあった)として、1985年から4代にわたってラインナップされていたが、日本市場では2007年にフェードアウト。
だが北米では2022年モデルからシビックをベースにした5代目インテグラが『アキュラ』ブランドで登場し、2023年には北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
今回のTASでは、SUVの『パスポート』とともに北米生産のホンダ車として展示されたが、これは対日貿易赤字削減への貢献姿勢を示して、北米生産車を日本に導入することを検討していることの表れでもあろう。
パワーユニットはシビック・タイプRと基本的に同じ
インテグラ・タイプSについて少し紹介しておこう。サイズ的には、シビックより全長が少し長い。フロントまわり以外はシビックと似たスタイルの5ドア・ハッチバックかと思われたが、ボディパネルはまったくの別もの。
パワーユニットはシビック・タイプRのものと基本的に同じ2Lの直列4気筒ターボVTECエンジンだが、北米仕様のパワースペックは最高出力が320ps/最大トルクが420Nmとされている(日本仕様のシビック・タイプRは330ps/420Nm)。
10本スポークのアルミホイールや265/30R19のミシュラン・パイロットスポーツタイヤ、ブレンボのブレーキキャリパーなどは、シビック・タイプRと共通のようだ。
車両重量がシビック・タイプR(1430kg)よりわずかに重い(1460kg)ので、走りは若干マイルドといわれているが、大きな違いはないだろう。
現在受注が一時停止しているシビック・タイプRだから、このインテグラ・タイプSでいいから日本に導入して欲しい! と思っているホンダ・ファンは少なくないのでは。
ちなみに、日本に導入された場合、車名は『ホンダ・インテグラ』となるのだろうか? 現在、日本では『アキュラ』ブランドは展開していないから、その点も気になってしまうのだが、さて……。
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