ズィーワン、あるいはゼットワン。新時代を開くと同時に究極であるという期待を込めた名を持つこの車両は、半世紀という時の流れに埋もれず、時代ごとのバイクカスタムの指針として動き続けてきた。その推移を前編・後編に分けてお届けします。この前編では1970~1990年代をフィーチャー。後編は記事末のリンクからご覧いただけます。
偉大なるベーシックとしての余裕も内包したカワサキZ
なぜ、Zは半世紀=50年も生き延びてきたのか。答えはおそらく、とてもシンプルだ。まず、車両の構成。DOHCヘッドの大排気量直列4気筒エンジンと鋼管ダブルクレードルフレーム、そしてこれを支える足まわり。
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みんなのコメント
4サイクル4気筒、ダブルクレードルフレーム、ディスクブレーキ・・全てホンダCB750FOURを基本としている。記憶ではCBが1969年発売、Z1(国内仕様はZ2だが・・国内販売は750CCが上限だった)は1973年ではなかったか。唯一の違いはDOHCであることだが、2バルブなので応答性に影響があるものの吸排気効率は同じだ。4バルブはヤマハTX500が最初期だろう。
ただ、CBはバランスが悪く粗削り。「寄せ集め」的。しかも、外人体格の着座形状だった。Z2はバランスよくスムーズで扱いやすかった。しかも、日本人体格に合う着座形状である点が見えない特徴かもしれない。それ以前のカワサキ750SSは2スト3気筒、ゼロヨン12秒だが扱いにくい物だった。
ただ、Z2はエンジンマウントシャフトが折れたことがあり、フレームが折れたとも聞いた。CBでは聞いたことは無い。