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国産EVがついに本格始動! 新型モデルの相次ぐデビューでEVシェアも拡大の方向性

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国産EVがついに本格始動! 新型モデルの相次ぐデビューでEVシェアも拡大の方向性

BEVシェアは2年連続で上昇傾向

日本国内の2025年12月のEV販売動向が判明しました。bZ4Xを中心に国産メーカーのEV販売が増加中です。

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まず、2018年以降のBEVとPHEVの月間販売台数を見てみましょう。最新の2025年12月の販売台数は速報値で約7500台と、前年比で大幅マイナスとなりました。ただし直近月は、商用軽EVの日産クリッパーEVとホンダN-VAN e:、N-ONE e:の販売台数は含まれていないため、これを合計すると前年と同等水準となる見とおしです。ただしデータが確定済みの11月は前年比で販売台数が落ちています。

次にBEVの販売動向について、このグラフは普通車を国内生産車と海外生産車、さらに軽自動車にわけて示したものです。輸入EVは2515台と、前年同月比-14.7%となったものの、国内生産の普通車販売台数は1585台と、前年同月比+212.6%という大幅成長を実現しました。

また、データが確定している11月のBEVシェア率の変遷を2023年から追ってみると、1.76%、1.78%、1.91%と2年連続で上昇トレンドが続いており、国内のEVシフトが長きにわたる低迷状態から脱しようとしています。

また、年間EV販売台数とEVシェア率について、データが確定した2025年11カ月間でのBEVシェア率平均は1.65%と、前年同期の1.60%と比較してもプラスに転じています。とはいえ、史上最高を記録した2023年と比較すると低迷しており、2026年は史上最高のBEVシェア率2%の大台を突破できるのかに注目が集まっています。

それでは、国内でどのEVが人気であるのかを確認していきましょう。2025年累計での主要自動車メーカー別のBEV販売台数では、日産が頭ひとつ抜けた存在感を見せているものの、2025年の11カ月間で1.8万台と、2月から11カ月連続で前年比マイナス成長に留まっており、アリアとサクラの販売台数は落ちているものの、リーフの販売台数が575台と前年比で増加しています。

これは新型リーフの発売開始直前ということで、販売店に試乗車が順次配置されていることが理由でしょう。はたして世界初の本格量産電気自動車であるリーフが三代目に進化して、どれほど国内のEV需要を掘り起こすことができるのかに期待です。

テスラについては、12月は約587台と前年比でマイナス成長に留まりました。とはいえ年間販売台数は初の1万台に到達しており、この数年停滞していた販売台数が大きく増加した1年となりました。この12月単体における失速の理由は、おそらく12月下旬に決定した新たなCEV補助金制度の存在でしょう。テスラに対するCEV補助金が127万円へと増額されたことで、年内納車のユーザーが1月以降に車両登録をずらした可能性が高いわけです。

ちなみに、テスラ独自の急速充電ネットワーク「スーパーチャージャー」は12月末時点で累計144カカ所、715基が建設されました。(実際に稼働中なのは141カ所)12月には東京府中、千葉浦安、神奈川藤沢のファミリーマートに設置されています。

トヨタは12月に954台と、前年比25倍という販売爆増を記録しました。なかでもbZ4Xは762台と、日本の乗用車販売台数ランキング40位にランクインするという快挙を実現しています。ちなみに日産リーフも49位に滑り込んでおり、このbZ4Xとリーフによる国内EV販売台数対決の行方にも目が離せません。

また、bZ4Xの兄弟車として、スバルからも新型ソルテラやレクサスからは新型RZが発売済みであり、さらに年度末までにbZ4Xツーリングやスバルトレイルシーカー、レクサスESのEVバージョンが販売されることで、日本国内のEVに対する世論の風向きに変化が起きていくことにも期待したいです。

成長を続けるテスラとBYDの展望に期待

BYDは12月で322台と、前年比+40.6%の販売増加を達成し、年間ベースでは3742台を発売と、前年比+68.3%の成長を実現しました。現在はドルフィンの売れ行きが想定以上のため、日本国内の在庫が完売状態であり、さらに新型PHEVのシーライオン6の初期納車を含めて、2月以降に入荷した際に、どれほどBYDの販売台数が伸びるのかには注目です。

2026年には軽自動車EV「ラッコ」とPHEV「シール06 」と「Atto 2」が投入予定です。PHEVの投入ラッシュを迎えるなか、どれほど販売規模が拡大するのかは興味深いところです。

ちなみにホンダの12月のEV販売台数は不明ながら、11月にはN-VAN e:が約570台、N-ONE e:が約1060台を発売しました。N-VANシリーズ全体に占めるEV比率は22.5%、N-ONEシリーズ全体に占めるEV比率は50.5%と、とくにN-ONEはガソリン車よりもEVであるN-ONE e:が選ばれており、2026年以降にも同様のトレンドとして継続するのかは気になるところです。

テスラとBYDの躍進のインパクトは大きいものでした。輸入車ブランドの販売台数ランキングはトップからメルセデス、BMW、フォルクスワーゲン、アウディ、ミニ、ボルボと続き、その次がテスラという状況なのです。さらにBYDもルノーやシトロエンを超えて、フィアットと同等レベルにまで拡大。2026年はプジョーの販売台数にどこまで迫れるのかにも注目でしょう。とくにPHEVが導入されたあとで、プジョーやフォルクスワーゲンなどの欧州大衆ブランドのシェアをどれほど切り崩してくるのかにも注目です。

参考までに、このグラフは2025年全体における人気車種ランキングを示したものです。トップからホンダN-BOX、トヨタ・ヤリス、スズキ・スペーシア、トヨタ・カローラ、そしてダイハツ・タントと続いており、トップ5のうち軽自動車は3車種と、やはり軽自動車の人気が高いです。

新車販売の4割に該当する軽自動車セグメントにおいて、N-ONE e:やトヨタ・ダイハツ・スズキ連合の商用軽EV、BYDラッコなどがどのように食い込むことができるのか、さらに新型リーフ、スズキe VITARA、トヨタ連合の新型EV投入ラッシュなどの存在によって、どれほどEVシフトが進むのか。そしてCEV補助金が大幅増額されたことで、1月以降の販売台数にどのような影響が出てくるのかにも注目でしょう。

文:THE EV TIMES 高橋 優
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みんなのコメント

77件
  • pvq********
    今年は日本にとってBEV元年になるんだろうね。個人的にはガソリン車の方がいいんだけどbz4xに試乗したら電気の方が圧倒的に優れてるって認めざるを得ないわ。
  • sla
    あんまり売れるといよいよ走行税が導入される
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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