レッドブルリンクで行なわれる連戦の前半、オーストリアGPの予選が行なわれ、ヤマハのマーベリック・ビニャーレスがポールポジションを獲得した。
オーストリアGPの予選組分けでは、中上貴晶(LCRホンダ)が直接Q2への進出を決め、一方でバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)はQ1からのスタートとなった。
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路面は完全にドライ。上空からは日が差し、気温25℃、路面温度40℃というコンディションで予選Q1が開始された。
まずは前戦チェコGPで3位を獲得したヨハン・ザルコ(アビンティア)が攻めた走りを見せ、1分24秒704でトップタイムをマーク。そこにロッシが1分24秒734の僅差で続いた。その後ザルコは更にアタックを続け、1分23秒865と大幅に更新しトップを堅持。さらにダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)も1分24秒277でロッシを上回って2番手につけた。
最終アタックではロッシが1分23秒891をマーク。ペトルッチを上回って2番手に浮上した。
そしてQ1は終了。ザルコとロッシの2名が予選Q2へ駒を進めた。3番手でQ2進出を逃したペトルッチだが、アタック中にアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)に進路を邪魔されたことに非常に腹を立てている様子が見られた。
ポールポジションを決するQ2が始まる頃には、上空は再び雲に覆われつつあった。
そのQ2最初のアタックではヤマハ勢が速さを見せ、ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)がワンツーに並んだ。
ビニャーレスは連続アタックで1分23秒716までタイムを縮めてトップを奪還。しかしそのタイムはトラックリミット違反によって取り消されてしまった。
ただ彼はアタックラップをさらに続けると、1分23秒694と自己ベストを更新し、トップへと返り咲いた。
セッション後半、ロッシが早めにコースへ戻り、その他のライダーも残り6分を切る段階で続々とコースインして行った。
残り1分半、ドヴィツィオーゾが1分23秒618をマークしてトップタイムを更新。だがビニャーレスも負けじとタイムを1分23秒450まで縮め、トップを譲らなかった。
そしてチェッカーフラッグが掲出された後の最後の計測では、ジャック・ミラー(プラマック)が各セクターを最速でつなぐと……1分23秒518を記録。大きくタイムを縮めたものの、2番手まで。ポールポジションには届かなかった。
これによって、ポールポジションを獲得したのはビニャーレス。2番手にはミラー、3番手にはクアルタラロが並んだ。
中上は最後のアタックでタイムを伸ばしたものの上位ライダーの壁は厚く、最終的に10番手で予選を終えている。
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