F1アメリカGPのスプリント予選が行なわれ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがマクラーレン勢を下してトップタイムをマーク。土曜日のF1スプリントを、ポールポジションからスタートすることになった。
今年のF1アメリカGPの初日は、晴天に恵まれた。その一方で気温32度、路面温度44度という暑いコンディション。前戦シンガポールGPに続いてヒートハザードが宣言され、ドライバーたちはクールベストの着用を義務付けられた。
SQ1:角田裕毅、まさかのQ1敗退
下位5台が脱落となるSQ1で鍵を握ったのは、トラフィックであった。路面コンディションは、車両が走れば走るほど改善されるため、できるだけ遅いタイミングでコースインしたい。
これに翻弄されたのが、角田だった。
1回目のアタックを終えた各車は一旦ピットインし、タイミングを図って2度目のアタックに出るべく、ピットレーンに長い列を作った。しかも前との間隔を開きたいため、ピットレーンを出た後の各車は低速走行……まるで牛歩である。
そうこうしているうちに、SQ1の終了時間が迫り、結局角田をはじめ数台のマシンが、最終アタックに入る前にチェッカーを受けてしまうことになった。
角田はこの結果、2度目のアタックを行なうことができたマシンに次々に先行されてしまい、まさかの18番手。SQ1敗退と最悪の形で終えることになってしまった。
角田のほか、オリバー・ベアマン(ハース)、フランコ・コラピント(アルピーヌ)、エステバン・オコン(ハース)、ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)がSQ2敗退となった。
SQ2:レーシングブルズ勢が姿を消す
SQ2はセッション開始直後にコースインするドライバーと、コースインを遅らせて1発アタックに賭けるドライバーの二手に分かれた。
フェルスタッペンやノリスは1発目のアタックを決め、ピットイン。その後コースインすることはなく、余裕でSQ3進出を決めた。
一方コースインのタイミングを遅らせて1発のアタックにかけたのはニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)やレーシングブルズ勢だった。ただここでは明暗が分かれた。
ヒュルケンベルグは抜群のアタックを決め、フェラーリ勢やウイリアムズ勢を凌駕して5番手タイムを叩き出し、SQ3に進出した。一方レーシングブルズ勢は、最近見せていたような速さが見られず、トップ10に入ることができずにここで姿を消した。
ここで脱落したと言えば、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリもそうだった。
アントネッリはセッション序盤にコースインし、ピットインせずに走り続けることを選択したが、なかなか良いタイムを記録することができなかった。それはフェラーリ勢も同様だったが、最後の最後でフェラーリ勢に軍配……それまで脱落圏内にいたルイス・ハミルトンが10番手タイムをマークしたことで、アントネッリはSQ3進出圏内から弾き出されることになった。
この他ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、ランス・ストロール(アストンマーティン)らがSQ2脱落となった。
SQ3:大逆転チャンピオンへ、フェルスタッペンの貫禄
F1スプリントのポールポジションをかけたSQ3。8分間と短いこともあり、各車とも一度コースインすると、その後はピットインせずに走り続ける戦略を取った。
そんな中ポールポジションの有力候補であるマクラーレン勢2台とフェルスタッペンは、最後の最後にコースインし、タイムを競った。
タイトルを争う3人のうち、先頭でアタックラップに入ったのはノリス。ノリスは最速ペースで駆け抜け、タイムシートの首位に立った。チームメイトのピアストリはそれに敵わず、2番手止まりであった。
しかしさすがというところを見せつけたのがフェルスタッペンだ。フェルスタッペンは最後の最後に1分32秒143を記録。0.071秒とほんの僅かの差ではあったもののノリスを下し、F1スプリントのポールポジションを手にした。
フェルスタッペンは2023年、2024年と、アメリカGPでのF1スプリントを制しており、3連覇に向けて視界良好といったところだ。
なおフェルスタッペンとマクラーレン勢の真後ろ、4番手につけたのがヒュルケンベルグだった。ヒュルケンベルグは上位勢より少し早いタイミングでアタックし、メルセデスのジョージ・ラッセルを上回るタイムをマーク。堂々の4番手を掴んだ。
なおフェラーリ勢は苦戦を強いられ、ハミルトンが8番手、ルクレールが10番手となった。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
なぜ日本のEVバスは「中国BYD」だらけ? 国内企業が勝てない“価格と実績”の壁
まだやってるんすか!? 「ナンバープレートの封印にペットボトルのキャップ」取り締まられたら恐ろしいことに
4年ぶり復活! ホンダ新型「“5人乗り”SUV」発表! “アコード”エンジン&高性能4WD搭載! “2列目”が広すぎる「6代目CR-V」どんなクルマ?
「やっぱトヨタはすげぇよ…」新型スーパーカー『GR GT』発表にSNSは興奮の渦!「V8ツインターボはあつい!」「会長は国宝」など絶賛
1.2リッターエンジン搭載で「400馬力オーバー」! 日産の斬新「MRスポーツカー」に反響殺到! 「本当に美しい」「元祖e-POWER!?」の声も! 全長4.4m軽量ボディのインフィニティ「エマージ」米国モデルに熱視線!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
毎度毎度の繰り返し
もう期待するのはやめた
さすがにもういいかな