F1第9戦カナダGPの決勝レースでは、空からサーキットに飛んできた不運な鳥が、マックス・フェルスタッペンのRB19の右フロントサスペンションに衝突したため、レッドブルのメカニックのひとりは、レース後にぞっとするような後始末をすることになった。
レース序盤に、フェルスタッペンは鳥が衝突したと無線でクルーに伝えていたが、幸いマシンのパフォーマンスに影響はなかった。しかしレース後、RB19の右フロントブレーキダクト付近から、地元の野生動物の残骸が発見された。
レッドブル&HRC密着:楽勝ではなかったフェルスタッペン。冷却性能の低下、タイヤのグリップに不安を抱えた決勝レース
「戻ってきた時はまだ僕のマシンに残っていたんだ。いい見た目ではなかった」とフェルスタッペンは『Sky』に語った。
「それを取り除かなければならなかったメカニックにも同情するよ」
レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、不運なコース上での衝突は報告すべき唯一のインシデントであり、それを除けばポイントリーダーのフェルスタッペンは圧倒的な走りをしたと語った。
「彼にとっての驚きの瞬間は、あの鳥と衝突したことだと思う。鳥の残骸はレースの半分の間、右フロントのブレーキダクトの裏側に残ったままだった」
しかし日曜日の涼しいコンディションのなか、フェルスタッペンはタイヤ温度の管理に注意する必要があった。
「マシンの温度を上げようと苦戦していた。ほぼ6つのコーナーとロングストレートしかないこの場所では、エネルギーを生み出すのは大変なことだ」とホーナーは述べた。
「ある時点ですべてのドライバーのラップタイムがかなり変化したことがわかる」
「だがマックスはDRSを開けることができ、セーフティカー前に大きな差をつけた。そしてセーフティカー後にも10秒の差があった」
「このタイプのサーキットはかなりユニークなので、このチャレンジを乗り越えられたことは本当に励みになる」
フェルスタッペンのチームメイトのセルジオ・ペレスにとっては、またも低調な週末となったため、ドライバーズ選手権でのレッドブルのふたりのギャップは広がり、フェルスタッペンはアドバンテージを69ポイントに増やした。
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