現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 日本で乗れないのが残念すぎる! ハンマーヘッド採用の超イケてる新型カムリがベトナムで絶好調だった

ここから本文です

日本で乗れないのが残念すぎる! ハンマーヘッド採用の超イケてる新型カムリがベトナムで絶好調だった

掲載 19
日本で乗れないのが残念すぎる! ハンマーヘッド採用の超イケてる新型カムリがベトナムで絶好調だった

 この記事をまとめると

■新型カムリはタイ・バンコクで高い人気を見せておりベトナムでも街なかで見かける存在に

ベトナムの首都で街行くクルマを定点観測! 日本車だと定番トヨタはもちろん「三菱」「マツダ」の勢いがスゴイ!!

■ベトナムではハイブリッド車がガソリン車を上まわる販売を記録

■クロスオーバーSUVが市場の主流だがミドルサイズ以上のセダンではカムリが突出している

 日本未導入の新型カムリがアジアで人気

 2025年春にタイの首都バンコクを訪れると、残念ながら日本には導入されてはいないものの、ハンマーヘッドフェイスを採用した新型カムリの人気がなかなかのようで、街で多く見かけることができた。

 そして2025年5月にベトナムの首都ハノイを訪れると、そこでもハンマーヘッドフェイスを採用した新型カムリをバンコクほどではないものの見かけることができた。

 ベトナムで新型カムリがデビューしたのは、2024年10月に開催されたベトナムモーターショーの会場であった。2リッターガソリンエンジンと2種類の2.5リッターハイブリッドユニット搭載車をラインアップしており、VAMA(ベトナム自動車工業会)統計によると、2025年1月から6月までの累計販売台数はガソリン車が478台、ハイブリッド車が685台となり合計1163台となっている(最上級のHEVトップCEで15億4200万ドン[約863万円])。

 ベトナム国内を北部、中部、南部とエリアにわけた販売台数も公表されており、ガソリンとハイブリッドともに南部での販売台数が多くなっている(そもそも南部のほうがマーケット自体も大きいようだ)。

 ちなみに2025年1月から6月の累計販売台数におけるトヨタ車内での販売トップは5420台を販売したヤリスクロスとなっている。ハイブリッドのほかガソリン車もラインアップしているが、ガソリン車が5233台で圧倒的に売れている。ちなみにトヨタブランドでの総販売台数は2万9274台となっている。

 ベトナム国内でのVAMA加盟メーカーだけでの2025年1月から6月の乗用車における累計販売台数は、8万9783台。このなかでクロスオーバーSUVが3万2915台でもっとも売れている。

 セダンはクロスオーバーSUVの半分ほどとなる1万6647台となっている。しかもこの内訳は、コンパクトセダンがかなり幅を利かせており、ミドルサイズ以上のセダンではカムリがほぼ一強となっているといっていいだろう(あとはレクサスESを街なかでは見かける機会が多かった)。

 ベトナム国内でも富裕層は存在するのだろうが、富裕層やVIPの多くは、ランドクルーザー300あるいは200(あるいはレクサスLX)あたりに多く乗っているように見えた。

 カムリの2023年1月から5月の累計販売台数が1394台なので、2023年同期比では若干販売台数を落としている。いまのところ「ハンマーヘッドフェイスとなって人気爆発」とまでは単純に表現できないものの、ハイブリッドという新たな武器を得たこともあり、ハンマーヘッドフェイスは東南アジアで評判もいいようなので、ますます販売台数を伸ばすのではないかと見ている。

文:WEB CARTOP 小林敦志
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

来季キャデラック入りのボッタス、メルセデス離脱に際しメッセージ「狭間の年に家族の元に戻れて良かった。またすぐに会おう!」
来季キャデラック入りのボッタス、メルセデス離脱に際しメッセージ「狭間の年に家族の元に戻れて良かった。またすぐに会おう!」
motorsport.com 日本版
LFPバッテリーのリサイクル技術を開発、高純度リチウム回収…SKイノベーション
LFPバッテリーのリサイクル技術を開発、高純度リチウム回収…SKイノベーション
レスポンス
トップガンで有名な F/A-18「スーパーホーネット」初飛行から30周年! 新型機配備開始も「あと10年」どころかもっと延長も!?
トップガンで有名な F/A-18「スーパーホーネット」初飛行から30周年! 新型機配備開始も「あと10年」どころかもっと延長も!?
乗りものニュース
ホンダ新型「NSX」!? “ミッドシップ”の新「“2ドア”スポーツカー」初公開! “リトラ”の旧車デザイン×カーボンファイバーの軽量ボディ採用のJASモータースポーツ「テンセイ」伊国に登場へ
ホンダ新型「NSX」!? “ミッドシップ”の新「“2ドア”スポーツカー」初公開! “リトラ”の旧車デザイン×カーボンファイバーの軽量ボディ採用のJASモータースポーツ「テンセイ」伊国に登場へ
くるまのニュース
バッテリー企業初、LGエナジーがソフトウェア技術でCES 2026イノベーション賞…電池寿命2倍に
バッテリー企業初、LGエナジーがソフトウェア技術でCES 2026イノベーション賞…電池寿命2倍に
レスポンス
ジェイズレーシング、セントラルサーキットの全株式を取得…新たな運営体制で発展めざす
ジェイズレーシング、セントラルサーキットの全株式を取得…新たな運営体制で発展めざす
レスポンス
ハジャーがレッドブルをドライブへ。日本人は岩佐歩夢&平川亮が参加/2025年F1タイヤ&若手ドライバーテスト参加者一覧
ハジャーがレッドブルをドライブへ。日本人は岩佐歩夢&平川亮が参加/2025年F1タイヤ&若手ドライバーテスト参加者一覧
AUTOSPORT web
ヘルムート・マルコがレッドブルを去る可能性。カタールGPでの一件が上層部の逆鱗に触れたか
ヘルムート・マルコがレッドブルを去る可能性。カタールGPでの一件が上層部の逆鱗に触れたか
AUTOSPORT web
バイザー付きヘルメットも入る「ライダースヘルメットトートバッグ」がドッペルギャンガーから発売! 折りたたみ式・容量26L
バイザー付きヘルメットも入る「ライダースヘルメットトートバッグ」がドッペルギャンガーから発売! 折りたたみ式・容量26L
バイクブロス
【これ、アリアリ(^^♪】スズキ ジムニー ノマドをキャンピングカーに改造 ポップアップルーフを備えた「スズキ ジムニー ノマド ポップ」登場!
【これ、アリアリ(^^♪】スズキ ジムニー ノマドをキャンピングカーに改造 ポップアップルーフを備えた「スズキ ジムニー ノマド ポップ」登場!
AutoBild Japan
アシックスがリベレイダースと初コラボ!──GQ新着スニーカー
アシックスがリベレイダースと初コラボ!──GQ新着スニーカー
GQ JAPAN
ホンダ新「軽ワゴン」発売に反響殺到! 「“一番低燃費”で経済的なのがイイ」「レトロっぽくてむしろ好き」の声も! 最上級より「55万円オトク」なシンプル仕立ての「N-ONE」最安モデルに熱視線!
ホンダ新「軽ワゴン」発売に反響殺到! 「“一番低燃費”で経済的なのがイイ」「レトロっぽくてむしろ好き」の声も! 最上級より「55万円オトク」なシンプル仕立ての「N-ONE」最安モデルに熱視線!
くるまのニュース
ディフェンダー最強「OCTA」がベース、『ダカール D7X-R』発表…ダカール・ラリー2026に挑む
ディフェンダー最強「OCTA」がベース、『ダカール D7X-R』発表…ダカール・ラリー2026に挑む
レスポンス
宮田莉朋、7度目の入賞で2025年を締めくくる「来季は2年の経験を生かしてベストを尽くす」/FIA F2第14戦レビュー
宮田莉朋、7度目の入賞で2025年を締めくくる「来季は2年の経験を生かしてベストを尽くす」/FIA F2第14戦レビュー
AUTOSPORT web
ヒョンデ、V2GとV2Hサービスを世界展開…EVを電力インフラに
ヒョンデ、V2GとV2Hサービスを世界展開…EVを電力インフラに
レスポンス
座席が無い「真っ白の新幹線」来年デビュー!日本初の画期的な車両に 東北新幹線で運行
座席が無い「真っ白の新幹線」来年デビュー!日本初の画期的な車両に 東北新幹線で運行
乗りものニュース
バードストライク発生数「1日4.6件」! 対策はハイテクとアナログの合わせ技 “エンジンに鶏肉撃ち込む試験”まで
バードストライク発生数「1日4.6件」! 対策はハイテクとアナログの合わせ技 “エンジンに鶏肉撃ち込む試験”まで
乗りものニュース
斬新「“四駆”ミニバン」26年発売へ! “アルファード超え”大柄ボディ&「めちゃ豪華内装」の“3列6人/7人乗り”仕様! 「600馬力超え」のパワトレも凄い! めちゃ光る“ド迫力顔”のジーカー「009」とは?
斬新「“四駆”ミニバン」26年発売へ! “アルファード超え”大柄ボディ&「めちゃ豪華内装」の“3列6人/7人乗り”仕様! 「600馬力超え」のパワトレも凄い! めちゃ光る“ド迫力顔”のジーカー「009」とは?
くるまのニュース

みんなのコメント

19件
  • utamaru
    プリウスやクラウンよりバランス良いデザインだから日本で売ってもそれなりに売れそう
  • aid********
    アメリカ生産分を日本に輸入する有力候補だけど、本当はアジア生産分を持ち込んだ方が安いけど、それは許されない訳で、北米生産分はかなりの割高価格になってしまう。
    トヨタ全体で利益を調整するしかない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

349 . 5万円 468 . 2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

40 . 0万円 80000 . 0万円

中古車を検索
トヨタ カムリの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

349 . 5万円 468 . 2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

40 . 0万円 80000 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村