ホンダの主力ミニバン、ステップワゴン。これまでは豪華装備の「スパーダ」が販売の主力を担ってきたが、新グレード「エアー EX」の登場でその勢力図が大きく変わろうとしている。シンプルでクリーンなデザインに、上級グレード譲りの快適装備を詰め込んだエアー EXの実力をチェックし、新たなベストバイを探る。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】エアーEXになってさらに便利になったステップワゴンを見て! 30周年特別仕様車のディテールも必見!!(15枚)
装備充実で死角なし!? 快適すぎるエアー EXの実力
これまでステップワゴンの「エアー」は、初代を彷彿とさせるプレーンな外観が好評だったものの、パワーテールゲートや2列目オットマンが選べない点がネックだった。しかし、新グレードの「エアー EX」はこれらの弱点を完全に克服している。
スパーダの特権だった2列目キャプテンシートのオットマンが標準装備となり、足元をゆったり伸ばせるファーストクラスのような空間を実現。さらに、任意の位置で止められるメモリー機能付きパワーテールゲートや、1列目シートヒーター、各列で温度設定できるトリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンまで惜しみなく投入された。
もちろん、ホンダセンシングによる先進の安全運転支援機能も抜かりない。ブラインドスポットインフォメーションなどが追加され、日常の使い勝手と安全性が大幅に向上した。
気になる価格設定だが、人気のハイブリッドモデル「e:HEV エアー EX(7人乗り)」で393万8000円だ。「e:HEV スパーダ(7人乗り)」の399万8500円と比較すると、6万500円安い! スパーダ専用のエアロパーツやメッキ加飾にこだわらないのであれば、エアー EXのコストパフォーマンスは圧倒的だ。
デザインと走りの良さで指名買い!? 新たなベストバイの誕生だ
エアー EXの魅力は装備だけにとどまらない。メッキ加飾を抑えたクリーンなエクステリアや縦基調のリアコンビネーションランプは、日常の風景にスッと馴染む親しみやすさがある。インテリアも温かみのあるファブリックシートを採用し、まるでリビングルームのようにくつろげる空間に仕上がった。
パワートレーンは、2Lエンジンと2モーターを組み合わせた独自のハイブリッドシステムe:HEVを搭載。モーターの最高出力は184ps、最大トルクは315Nmを発揮し、2トン近いクルマを力強く滑らかに加速させる。燃費性能(WLTCモード)も19.8km/Lと優秀で、e:HEV スパーダの19.6km/Lをわずかに上回る数値を叩き出しているのも見逃せないポイントだ。
使い勝手の良いスクエアな荷室や、床下にスッキリ収まる3列目シートなど、ステップワゴン本来の優れたパッケージングはそのままに、快適装備をフル搭載したエアー EX。家族みんなが笑顔になれる快適性と、家計に優しい価格設定を見事に両立している。
迫力ある顔つきを求めるならスパーダだが、ナチュラルなデザインと充実した装備を賢く選びたいユーザーにとって、エアー EXは間違いなく今のベストバイだ! 販売店へ足を運び、その魅力をぜひ実車で確かめてほしい。
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