【MotoGP】小椋藍、怪我からの復帰戦イタリアでトップ10！ 「完走目標でしたが、ポイント獲得できたのは素晴らしい」

　トラックハウスの小椋藍は、MotoGP第9戦イタリアGPの決勝で10位フィニッシュ。今回が復帰戦だった小椋は、いきなりポイントを持ち帰れたことは素晴らしいと語った。

　小椋は第7戦イギリスGP初日に転倒し右足を骨折。イギリスGP、そして続くアラゴンGPを欠場していた。

　第9戦イタリアGPで復帰できた小椋だが、予選では23番手と後方に留まった。しかしスプリントレースでは追い上げて12位となり、さらに決勝でも同じように追い上げのレースを展開していき、10位フィニッシュを記録。ポイントを獲得することができた。

　小椋としても、今回の復帰戦は良いものになったと感じられているようだ。チームを通じ、彼は次のようにコメントを寄せた。

「走るのが楽しかったです。今日は良いレースだったと思います。昨日のスプリントでもポジションを結構挽回できましたが、今日はそれ以上でした」

「初日金曜日の始まり方や、土曜日の予選も厳しいものだったことを考えると、最終的に良い位置でレースを終えられたと思います。今回は復帰戦だったので、目標は完走することだったんですが、ポイントを獲得できたのは素晴らしいことです」

「ムジェロは怪我からの復帰にあたっては、ベストなサーキットではなかったかもしれませんが、今日はかなり良い感じでした。初日はプラクティスの後かなり疲れてしまっていて、特に日曜に向けて少し心配だったんです」

「ですが土曜日にかけて、そして土曜日から日曜にかけて、さらに改善することができました。（次戦の）アッセンはまた肉体的に厳しいサーキットかもしれませんが、そこでもより良い走りができればと思っています」