6月27日、ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで、『第78回クラウドストライク・スパ24時間レース』の最終予選“スーパーポール”が行われ、マービン・キルヒホーファー駆るガレージ59の59号車マクラーレン720S GT3エボ(ジョセフ・ローク/キルヒホーファー/ベンジャミン・ゲーテ組)がポールポジションを獲得した。
このドイツ人ドライバーは、木曜日夜に行われたフルグリッド予選でも最速タイムを記録した720S GT3エボで2分15秒113をマークし、ジュール・グーンがドライブして2番手につけた17号車メルセデスAMG GT3エボ(メルセデスAMG・チーム・ゲットスピード)を0.404秒上回った。
スパ24時間に過去最大級の76台がエントリー。グッドスマイル含め日本人は5名が参戦へ
この結果は、マクラーレンにとってスパ24時間レースで初めてのポールポジションとなっている。
26日木曜の予選Q1~Q4を経て上位20台が勝ち上がってきたスーパーポールのセッション中には、いくつかの重要な注目すべき“事件”が起きた。そのうちのひとつはチームWRTが受けた降格だ。ドリス・ファントールのドライブで当初3番手につけた31号車BMW M4 GT3エボだったが、ピット出口のループを規定タイムより1.012秒早く通過したためペナルティを受け、最終的に15番手までスタート位置を下げることとなった。
ジョーダン・ペッパーの63号車ランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2(GRTグラッサー・レーシング・チーム)も同様の、しかしより重いペナルティを受け、スーパーポール参加車両の最後尾に回された。このクルマはピットアウトループを23.952秒早く通過していた。
コース上では34号車アストンマーティン・バンテージAMR GT3エボ(ワーケンホルスト・モータースポーツ)がターン12の出口でコントロールを失い、バリアに激しく衝突するクラッシュを起こし、唯一の赤旗中断を招いた。大クラッシュだったにもかかわらず、幸いドライブしていたエンリケ・シャベスは無傷でクルマを降りることができたが、34号車が記録していた計測1周目のフライングラップは赤旗の原因となったため削除されている。
前述のファントールのペナルティ適用後、マキシム・マルタンがドライブした9号車メルセデスAMG GT3エボ(ブーツェンVDS)が3番手となり、同じく2列目の4番手に51号車フェラーリ296 GT3(AFコルセ・フランコルシャン・モーターズ)が並んだ。5番手は48号車メルセデスAMG GT3エボ(メルセデスAMG・チーム・マンフィルター)、前年のポールシッターであるフランク・ペレラ(VSR/163号車ランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2)は6番手でセッションを終えている。
谷口信輝/片岡龍也/小林可夢偉組という日本人ドライバーの3名体制でスパ24時間に“復帰”しているグッドスマイル・レーシングの00号車メルセデスAMG GT3エボは、スーパーポール前の予選でグリッドが確定済み。決勝は30番手から巻き返しを図る。
中山雄一と小高一斗を擁するノルディック・レーシングの611号車メルセデスAMG GT3は、予選Q1に出走したチームメイトのティム・サンドラーが、ラディオンで大きなクラッシュに見舞われた。チームは週末の決勝出場を目指し、マシンの修復作業を行っている。
その決勝レースは28日土曜16時30分(日本時間23時30分)にスタートが切られる予定だ。
https://twitter.com/GTWorldChEu/status/1938324437545161030
[オートスポーツweb 2025年06月28日]
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