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【ゴルフのアプローチ 20】7代目ゴルフも、ワゴンやSUVをはじめ豊富なバリエーションを誇った

1974年にデビュー以来、コンパクトFF車のベンチマークであり続けるフォルクスワーゲン ゴルフ。日本でも間もなく8代目となる新型が発表されるが、その前に初代から現行型までのゴルフを振り返ってみたい。今回は、7代目ゴルフのバリエーションについて語ろう。(タイトル写真はフルEVのe-ゴルフ)

カブリオレは消滅したが、ワゴンは伝統として定着
ゴルフ7は、例によって多くのバリエーションが揃って、大ファミリーを形成するが、今までとは少し違う「家族構成」になっている。また、今まではプラットフォームを共有するセダン系モデルや他ブランドのモデルも、ゴルフのファミリーとして見る意味があったが、フレキシブルに設計できるMQBの採用で、もはやその意味がなくなってきた感じだ。

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初代ゴルフの3ボックス版として登場したジェッタは、アメリカ市場が主体になり、ゴルフとはやや距離の離れたモデルになってしまった。またカブリオレは、ラインアップされなかった。ゴルフ6のプラットフォームを使うザ・ビートルに設定されていたので、もはやゴルフには必要ないという判断があったのかもしれない。ゴルフ7のバリエーションは、機能性や走りを重視したものが目立つ印象だ。時代とともに、ゴルフのあり方も変わってきている。

ワゴンのヴァリアントは引き続き設定されており、ゴルフ3以来の伝統として定着している。ヴァリアントの場合は、スタンダードなハッチバックのゴルフと同じような立ち位置で、存在価値を維持しているようだ。つまり、ミニバンやSUVが増える中で、それらと同じようにスペース効率の高い2BOXボディ形状で(車高の高いミニバンよりは劣るが)、しかも車高が低いのでセダンと同じように走りが安定しており、見た目もスマートでスポーティな点がアピールポイントになっている。あたりまえなことだが、同じ2ボックスボディの長尺バージョンがヴァリアントなわけである。

ゴルフ7 ヴァリアントはベースのゴルフ7とまさに同じように低くスマートなスタイリングになり、実力としても見た目の印象としてもスポーティさを強めた。その証しとしてハイパフォーマンスモデルのRが初めて設定され、ハッチバックのRと同じ280psのエンジンやローダウンした強化サスが与えられた。ちなみに、アメリカ市場では「ゴルフ スポーツワーゲン」という名称で売られている。

ヴァリアントをベースに、地上高を高めてSUV風に装ったゴルフ オールトラックも新たに加わった。雰囲気だけでなく、第5世代のハルデックスカップリングを採用した4WDによってラフロードの走破性能も充実。この分野で強いスバルなどの対抗馬となった。ゴルフ オールトラックは車重がやや重いこともあり、日本市場では唯一となる1.8L TSIエンジンを搭載した。

スポーティなゴルフの中心的存在といえばGTIで、この7代目では限定モデルなどをたくさん出してますます存在感を高めていくが、これについては次回に見ていきたいと思う。

スポーティモデルだけでなく、エコも重要視された
最高峰グレードのゴルフRも進化しており、エンジンはひとあし先に先代から採用していたGTIと同じように、新世代のEA888型となった。最高出力はプラス24psの280ps、最大トルクはプラス50Nmの380Nmを発生。燃費面も当然ながら配慮されており、Rとして初めてブルーモーションテクノロジーを採用し、アイドリングストップとブレーキ回生システムが備わった。

スポーティの追求とともに、エコもますます重要になってきていた。ゴルフ7では、電動化モデルもカタログモデルとして加わった。もちろんディーゼルも健在で、GTDなども引き続き設定されたが、このゴルフ7の時代(2015年)に、いわゆるディーゼルゲート事件が発生している。これによって当のフォルクスワーゲンはもとより、ヨーロッパのメーカーは電動化の方向へと大きく舵を切ることになってゆく。

ゴルフ7の電動モデルは、フルEVが「e-ゴルフ(タイトル写真)」、プラグインハイブリッドがGTEである。どちらも専用設計ではなくエンジン車のゴルフをベースにしているのが特徴で、GTEではラゲッジスペースが狭くなったり、とくにe-ゴルフの場合、価格が高めということはあったが、基本的に元のゴルフの良さ、つまり走りや品質、使い勝手の良さなどが、そのまま受け継がれているのが特徴である。GTEの場合、ネーミングにも表れているとおりGTIの電動版的な性格ともなっており、パワーユニットは1.4L TSIエンジンが150ps、モーターが109psで、システムとしての最大出力は204psと350Nm。約200kg重いとはいえ、GTIに迫るパワーを有していた。

このほか、新しいモデルとして、「ゴルフ スポーツバン(SV)」が加わっている。これは従来のゴルフ プラスの後継に相当するが、ゴルフ プラスが車高だけを高めていたのに対して全長も長くしており、より室内空間が増えると同時に、スタイリングもスマートになった。

スポーツバンは日本に導入されていないが、ゴルフ トゥーランはフルモデルチェンジした2代目モデルが引き続き販売されている。ただし、本国ではゴルフの名はつかないのは従来どおり。トゥーランもスポーツバンも、MQBのプラットフォームを採用している。(文:武田 隆)

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