F1のプレジデント兼CEOであるステファノ・ドメニカリは、鈴鹿サーキットでのF1日本GPの開催契約を2022年から2024年の3年間延長したことについてコメントし、日本を含むアジアでのF1発展のために今後も取り組んでいきたいとの意向を示した。
鈴鹿サーキットを運営する株式会社モビリティランドとF1は、4月24日、F1の開催契約を来年から3年間にわたり延長したことを発表した。これにより2024年まで鈴鹿で日本GPが開催されることが確定した。
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F1は3年間の契約延長に関して、「F1とモビリティランドの良好な関係によるものであり、アジアにおいてF1を発展させるための戦略的・長期的取り組みの一環である」とコメントした。
「日本は熱心なファン層を持つ。さらに、2014年以来初の日本人F1ドライバーとして、若く才能あふれる角田裕毅というドライバーが登場した。F1は、日本におけるこのスポーツの人気を高めるため、今後もプロモーターと協力し合って取り組んでいく」
ドメニカリCEOは、「F1が鈴鹿サーキットでさらに3年にわたりレースをすることになり、本当にうれしく思っている」とコメントしている。
「日本は、世界中のF1ファンの心のなかで特別な場所を占めている。鈴鹿ではF1の歴史のなかでも伝説として残る瞬間をいくつも生み出してきたし、ドライバーズタイトルが11回にわたり決定した地でもある。日本GPは常に印象的でエキサイティングなドラマを披露してきた。F1の興奮と活力を日本の熱狂的なモータースポーツファンに対して今後ももたらせることをうれしく思う」
「今回の契約延長は、アジアでF1を発展させるための長期的な取り組みの一環である。モビリティランドとの良好な関係を継続できるのは喜ばしいことだ。合意に至るために尽力し続けてきた(モビリティランド代表取締役社長)田中薫氏と彼のチームに対して、個人的に感謝したい。鈴鹿でのF1人気とファン層の拡大のため、プロモーターと協力し合って取り組んでいくことを楽しみにしている」
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