F1ハンガリーGP予選速報｜新フォーマットの予選で逆襲開始！ ルイス・ハミルトンがPP獲得。フェルスタッペン2番手。角田裕毅は復帰のリカルドに敗れる

　F1ハンガリーGPの予選が行なわれ、メルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。

　今回の予選は、Q1でハード、Q2でミディアム、Q3でソフトの使用が義務付けられるという新たなフォーマットで行なわれた。

　そのフォーマットの影響もあってか、Q1から波乱の展開。トップでこのQ1を通過したのは、アルファロメオの周冠宇。レッドブルのマックス・フェルスタッペンに0.175秒もの差をつける、堂々のトップタイムだった。

　一方うまくいかなかったのは、アルファタウリの角田裕毅とメルセデスのジョージ・ラッセルで、角田は17番手、ラッセルは18番手でQ1敗退となった。今回が復帰初戦となったアルファタウリのダニエル・リカルドは15番手でQ2に駒を進めた。

　ミディアムタイヤのみで行なわれたQ2の餌食になったのはフェラーリのカルロス・サインツJr.で、11番手で敗退。Q1で速さを見せたアルファロメオ勢はここでも速さを見せ、2台揃ってQ3進出を果たした。

　トップタイムだったのはマクラーレンのランド・ノリスで、1アタックのみで最速タイムをマーク。新品のミディアムタイヤを決勝レースに残すことに成功した。

　リカルドはランス・ストロール（アストンマーチン）とピエール・ガスリー（アルピーヌ）を上回ったが、13番手でここで姿を消した。

　続くQ3はソフトタイヤのみの使用が義務付けられた。ここで驚きの速さを見せたのがハミルトンだった。

　ハミルトンはQ3最後の最後にコースインすると、2番手フェルスタッペンに0.003秒の差をつけてポールポジションを獲得した。ハミルトンのポールポジションは、2021年のサウジアラビアGP以来である。

　3-4番手にはマクラーレンの2台。5番手にはQ1でトップタイムを記録した周冠宇が入り、速さを持続させた。

Comments

遅いマシンの限界引き出して走るのベテラン有利
しかしなあ

周君アジアの誇り。　表彰台狙って！