現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > メルセデスベンツの小型電動SUV『EQA』に改良新型、航続560kmに…受注を欧州で開始

ここから本文です

メルセデスベンツの小型電動SUV『EQA』に改良新型、航続560kmに…受注を欧州で開始

掲載
メルセデスベンツの小型電動SUV『EQA』に改良新型、航続560kmに…受注を欧州で開始

メルセデスベンツは10月24日、小型電動SUVでEVの『EQA』(Mercedes-Benz EQA)の改良新型の受注を欧州で開始した。ドイツ本国でのベース価格は、5万0777ユーロ(約805万円)と発表されている。

◆メルセデスベンツの大型EVと同イメージのブラックパネルグリル
改良新型では、新デザインのスターパターン付きブラックパネルグリルをフロントに採用した。これにより、『EQS』や『EQE』など、メルセデスベンツの大型EVと同イメージを追求する。グリル上部には、ライトバンドが配され、ヘッドライトのデイタイムランニングライトを結び、高い認識効果を発揮する。

できることが増えた、メルセデスベンツ Gクラス のバッテリーEV…ジャパンモビリティショー2023

新しいフロントバンパーは、ワイド感を強調するデザインだ。ハイグロスブラックのトリムエレメントが、両サイドに組み込まれる。また、テールライトの内部デザインも変更された。スペクトラルブルーとハイテクシルバーの2種類の新色と、4種類の新しいアルミホイールが設定されている。

「EQA 250+」グレードには、最大出力190hp、最大トルク39.3kgmを発生するモーターを搭載する。バッテリーの蓄電容量は70.5kWh。1回の充電で最大560kmの航続を可能にした。

◆MBUXに航続を延ばす「レンジモニタリング」機能
航続の拡大には、リアホイールアーチに採用したリーディングエッジなどの空力対策が貢献している。スポイラーとして機能するリッジが、テールライトに組み込まれた。転がり抵抗を低減する235/55R18タイヤも航続拡大に貢献している。多くの欧州市場では、このサマータイヤが標準装備された。

さらに、「レンジモニタリング」機能を導入する。「MBUX」でこの機能を有効にすると、エネルギーを節約するためのいくつかのオプションがセンターディスプレイに表示される。

レンジモニタリング機能では、ECOドライビングプログラムや「DAuto」の選択、「ECO+」空調機能への切り替えなどが推奨される。状況に応じて、充電ステーションへの立ち寄り回数を減らすために、最適な速度を提案する。この速度はスピードメーターに赤い線で表示される。オプションのアクティブ・ディスタンス・アシストの「DISTRONIC」とクルーズコントロールの運転支援システムは、システムの推奨速度に従う。推奨速度はクラウド上で素早く計算される。

◆10.25インチのセンタータッチスクリーン
改良新型のインテリアでは、10.25インチのセンタータッチスクリーンが標準装備され、USBパッケージも標準装備された。スクリーンの表示スタイルも変更され、大型EVと共通デザインになった。タッチコントロールパネルを備えたステアリングホイールが装備されている。

最新世代のMBUXも採用。ディスプレイの外観は、3つのスタイル(サブトル/スポーティ/クラシック)と3つのモード(ナビゲーション/アシスタンス/サービス)でカスタマイズできる。アンビエントライトの10色と組み合わせることで、さらなるカスタマイズが可能になる。メディア、電話、車両など、従来の機能はそのまま利用できる。操作は、タッチスクリーンまたはステアリングホイールのタッチコントロールボタンで行う。

インフォテインメントシステムは新デザインとなり、性能も向上させた。これには、「ゼロレイヤー」インターフェイスも含まれる。ユーザーはサブメニューをスクロールしたり、音声コマンドを入力したりする必要はない。

スマートフォンは、Apple「CarPlay」やグーグル「Android Auto」を通じて、車両とワイヤレスで接続できるようになった。MBUXの充電機能の表示も改良。例えば、充電メニューのソフトキーを使って、充電フラップのロックをセンターディスプレイで解除できるようになった。さらに、バッテリーのプリコンディショニングに応じて、現在使用可能なDC充電出力を表示。充電中は、航続がkm単位で表示される。

◆「AMGライン」はブラックパネルグリルの星がクローム仕上げに
改良新型には、AMGラインを設定する。AMGラインは、メルセデスベンツの各車に用意されているスポーティ仕様だ。改良新型EQAにも、AMGラインが設定されている。

AMGラインは、スポーティな内外装が特長だ。フロントのブラックパネルグリルの星はクローム仕上げ。フロントバンパーは専用デザインで、両サイドに2本のスリットが入る。ホイールアーチのクラッディングは、ボディ同色で仕上げられる。

また、AMGのホイールは、マルチスポークデザインだ。AMGレザーパッケージとして、ブラックのレザー内装も用意される、としている。

関連タグ

こんな記事も読まれています

フィスカー最初の電動SUV『オーシャン』、2024年初頭に改良へ
フィスカー最初の電動SUV『オーシャン』、2024年初頭に改良へ
レスポンス
スマート初の電動SUVクーペ「#3」、航続455km…受注をドイツで開始
スマート初の電動SUVクーペ「#3」、航続455km…受注をドイツで開始
レスポンス
MINI ハッチバック 新型のEV、「JCW」仕様登場…内外装をスポーティに
MINI ハッチバック 新型のEV、「JCW」仕様登場…内外装をスポーティに
レスポンス
ポルシェ『パナメーラ』新型、生産開始…高性能電動モデルがラインオフ
ポルシェ『パナメーラ』新型、生産開始…高性能電動モデルがラインオフ
レスポンス
ボルボの新型3列シート電動SUV『EX90』、2024年前半から生産へ
ボルボの新型3列シート電動SUV『EX90』、2024年前半から生産へ
レスポンス
メルセデスベンツの新型クーペ『CLE』ラインナップ最強、「AMG 53」は電動ターボで449馬力
メルセデスベンツの新型クーペ『CLE』ラインナップ最強、「AMG 53」は電動ターボで449馬力
レスポンス
ジープ最初のEV『アベンジャー』、市街地での航続は550kmに…2024年型
ジープ最初のEV『アベンジャー』、市街地での航続は550kmに…2024年型
レスポンス
ジープ『アベンジャー』、6速MTのみのガソリン車も設定
ジープ『アベンジャー』、6速MTのみのガソリン車も設定
レスポンス
バッテリ-だけで118km走行可能!メルセデス・ベンツが新型「GLC」のPHEVモデル「350 e 4MATIC Sports Edition Star」を発売
バッテリ-だけで118km走行可能!メルセデス・ベンツが新型「GLC」のPHEVモデル「350 e 4MATIC Sports Edition Star」を発売
@DIME
【ホンダ オデッセイ 改良新型】室内空間が進化、ブラック基調の新タイプも導入
【ホンダ オデッセイ 改良新型】室内空間が進化、ブラック基調の新タイプも導入
レスポンス
ジープの小型SUV『アベンジャー』、48Vマイルドハイブリッド新登場…2024年型の受注を欧州で開始
ジープの小型SUV『アベンジャー』、48Vマイルドハイブリッド新登場…2024年型の受注を欧州で開始
レスポンス
アウディ A3、シックでスポーティな特別仕様車「シグネチャーエディション」発売
アウディ A3、シックでスポーティな特別仕様車「シグネチャーエディション」発売
レスポンス
トヨタの新型商用車はフィアット『デュカト』と兄弟
トヨタの新型商用車はフィアット『デュカト』と兄弟
レスポンス
モーターだけで118km走行可能! 人気のSUVにPHEV追加 メルセデス・ベンツ「GLC350e 4MATIC スポーツエディションスター」発売
モーターだけで118km走行可能! 人気のSUVにPHEV追加 メルセデス・ベンツ「GLC350e 4MATIC スポーツエディションスター」発売
VAGUE
黒グリルが「めちゃ精悍」! 斬新シフト搭載の「小さな高級車」日本発売! 新型「A3」セダンとハッチで426万円から登場
黒グリルが「めちゃ精悍」! 斬新シフト搭載の「小さな高級車」日本発売! 新型「A3」セダンとハッチで426万円から登場
くるまのニュース
第3世代の新型ポルシェ・パナメーラが日本での予約受注をスタート
第3世代の新型ポルシェ・パナメーラが日本での予約受注をスタート
カー・アンド・ドライバー
【スズキ スイフト 新型】新開発1.2Lエンジン搭載、5MT車も設定…価格は172万7000円より
【スズキ スイフト 新型】新開発1.2Lエンジン搭載、5MT車も設定…価格は172万7000円より
レスポンス
レクサスの欧州中核モデルに、小型SUV『LBX』受注開始…年間2万4000台の販売めざす
レクサスの欧州中核モデルに、小型SUV『LBX』受注開始…年間2万4000台の販売めざす
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

782.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

428.0708.0万円

中古車を検索
EQAの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで! 登録してお得なクーポンを獲得しよう
マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

782.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

428.0708.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村