F1第10戦ロシアGPのフリー走行2回目が行なわれた。トップタイムを記録したのはバルテリ・ボッタス(メルセデス)で、タイムは1分33秒519だった。
ソチ・オートドロームは気温27度、路面温度37度というコンディション。FP1から10度以上路面温度が上昇する中、FP2のスタート時刻を迎えた。
【動画】2020年F1第10戦ロシアGPフリー走行1回目ハイライト
ハースのロマン・グロージャンがまずハードタイヤでコースイン。ソチを得意としているボッタスもハードタイヤで早めに走行を開始。ボッタスは1分36秒065をマークし、ミディアムタイヤで1分36秒130を出していたランド・ノリス(マクラーレン)を上回りトップに立った。
徐々にコース上にマシンも増えていき、セッション開始10分が過ぎるとルイス・ハミルトン(メルセデス)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)もミディアムタイヤで走り出した。
ハミルトンは1分34秒890をマークし、タイムシートのトップへ。これにダニエル・リカルド(ルノー)、フェルスタッペンとFP1のトップ3と同じ顔ぶれが上位に並んだ。
メルセデス勢は2セット目のタイヤとして新品ソフトタイヤを履き、セッション開始20分過ぎという早いタイミングで他チームに先駆けアタックを実施した。ボッタスはラップ終盤に挙動を乱しながらも1分33秒883をマークしたが、ハミルトンは1周をまとめ1分33秒786を叩き出してチームメイトを上回った。
ハミルトンとボッタスは一旦ピットに戻り、再度同じタイヤでアタック。ハミルトンはセクター1、セクター2で全体ベストを更新したものの、ターン13へのブレーキングで左フロントタイヤをロックさせてしまい、アタック中断。ボッタスは最終コーナーでふらつきながらも、1分33秒519までタイムアップした。
セッション開始から30分を過ぎると、メルセデス以外の各車も続々と新品のソフトタイヤでコースインし、予選シミュレーションを行なっていった。
3番手にセルジオ・ペレス(レーシングポイント)、4番手にセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が浮上してくるが、リカルドは1分34秒577を記録し3番手を取り戻した。一方、フェルスタッペンはターン2でミスをし、最初のアタックは5番手止まり。2度目のアタックではセクター2まで自己ベストペースだったものの、ターン14でスピンを喫し、そのままピットに戻った。
フェルスタッペンは思うようにタイムを残すことができなかったこともあり、7番手までポジションダウン。メルセデス勢が頭ひとつ抜け出し、その後ろが大接戦になっている形だ。
セッション時間40分を残し、メルセデスが真っ先にロングランを開始。ボッタスがソフトタイヤ、ハミルトンがミディアムタイヤの走行を担当した。これに続き各車もロングランへと走行プランを移していった。多くのチームがソフトタイヤからデータの収集を始めたが、グロージャンやニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)はハードタイヤを試した。
ロングランでは、メルセデスが図抜けたペースを発揮。レーシングポイントやルノーも、フェルスタッペンに近いペースを安定して刻んだ。
結局、セッショントップはFP1に続いてボッタス。ハミルトンは2番手に続いた。FP1では思うようにプログラムを進めることができなかったメルセデスだったが、FP2では盤石の速さを見せた。
3番手のリカルドは、メルセデスと約1秒差。4、5番手にマクラーレンのカルロス・サインツJr.、ランド・ノリスが続いた。
フェルスタッペンはペレスに続く7番手。アタックにミスがあってこのポジションになってはいるものの、ロングランではルノーやレーシングポイント勢と近いペースだということもあり、レッドブルにとっては油断できない状況だ。
アルファタウリ・ホンダはピエール・ガスリーが11番手、ダニール・クビアトが13番手。レッドブルのアレクサンダー・アルボンは12番手だった。
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