フェラーリは、耐久レースにおけるフェラーリの歴史を称え、最後のル・マン出走から50年ぶりとなる499PのWEC トップカテゴリー復帰を記念して、大型本『Ferrari Endurance』を限定出版すると発表した。
『Ferrari Endurance』は、フェラーリの主要コレクターやエンスージアストに向けた、わずか99部の限定出版で、50年ぶりの復帰戦で優勝を飾ることになるル・マン24時間レースで披露された。
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会長のジョン・エルカンが序文を記し、耐久レースにおける跳ね馬の歴史を細部に至るまで残らず記録している。その緻密さはページ数にも表れており、1972年に出走全レースで勝利した伝説の312 PBにちなんで、312ページとなっている。
本書では、1950~60年代の勝利とヒーローたちの物語や、フェラーリの伝説を築いたモデルのディテールまで伝わる素晴らしい写真によって、過去の偉業を再現しており、1974年から2022年にかけて、プライベートチームが跳ね馬のマシンで数々の勝利を収めた時代についても詳しく解説している。IconaシリーズのDaytona SP3は、象徴的なサーキットであるニュルブルクリンクで撮影された写真と共に、1章を割いて紹介されている。そして、新型ハイパーカー499Pのデビュー戦となるWECの2023年開幕戦セブリングにおけるレポートも収録。巻末には、1947年から現在に至るまで、フェラーリの耐久レースの全成績を詳細に示す資料も収録されている。
『Ferrari Endurance』はその内容もさることながら、装丁(外装のビジュアル)も並外れており、視覚と触覚で名車を彷彿とさせる工夫が凝らされている。表紙と裏表紙はリベット留めのアルミニウム製で、ミッレミリアで勝利した166MMからル・マンを制した275Pまで、歴代のフェラーリを象徴している。
背表紙は、499Pのエンジンブロック製造した、現在レース部門で使用されている3Dプリンターで製作されるという凝りよう。さらに、本の構造部にはソリッドブロックから機械加工で削り出したアルミニウムが使われていて、これも、マラネッロで生まれるマシンの多くのメカニカル・コンポーネント製造で使用される高度な工程で製作されている。
プレゼンテーションケースは、F40LMから新型ハイパーカー499Pまで、近年のフェラーリモデルに使用されているカーボンファイバー製で、伝説のF40にちなんだNACAダクトを備えている。そして、ひと目でフェラーリとわかるロッソ・コルサで塗装され、フェラーリのレーシングカーのコンポーネントと同じ技術で作られており、内側には499Pと同様にアルカンターラがあしらわれている。
本書の序文で、フェラーリ会長ジョン・エルカンは次のように綴っている。「情熱、決意、忍耐力。フェラーリの根底にあるのは、この3 つです。1946 年以来、この3 つの資質がフェラーリを支えてきました。そして今年、フェラーリが耐久レースの最高峰に復帰する際も、この資質が私たちを導いてくれるでしょう。2021年、私はル・マン24時間レースの公式スターターを務めるという大変な名誉を得ました。そして2023年、フェラーリは、過去の驚くべき挑戦を再開する準備を整えました。1949年の初優勝以来、9 回の総合優勝と無数のクラス優勝を達成してきた地、ル・マンの100周年大会に499Pで参加するのです。(中略)これは77年の歳月をかけた旅であり、今、私たちはスリリングな新しい局面を迎えています。この本が、フェラーリの偉大な成功に貢献したすべての人々を称え、耐久レースにおける私たちの未来にとってインスピレーションとなることを願っています。」
Text:アウトビルトジャパンPhoto:フェラーリ・ジャパン
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