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ルノー・コレオス2017年モデルに試乗 いま「大型SUV」投入の価値は?

ルノー・コレオス2017年モデルに試乗 いま「大型SUV」投入の価値は?

■どんなクルマ?

大型SUVカテゴリーに向けたルノーの回答

ルノー・ゾエe-sport、「EVホットハッチ」の未来を示唆 試乗記

初代コレオスは、英国では2010年に販売が打ち切られたが、ルノーは今こそ新型投入のタイミングだと判断したらしい。

大型SUVの販売急増に鑑みての判断だろうが、実際の増加幅は小型SUVほどではないのもまた事実だ。

また、ルノーはSUVラインナップを完成し、キャプチャーやカジャールのオーナーがステップアップすることも見込んでいる。

プラットフォームを共用する兄弟分であると同時に、競合車種でもある日産Xトレイルと比較すると、ラインナップはシンプル。

エンジンはディーゼル2機種のみで、1.6ℓのdCI130は6段MTの前輪駆動、2.0ℓのdCI175は4WDで、MTのほかに7段マニュアル・モード付きX-トロニックCVTを設定する。

試乗車は、英国での売れ筋になると思われる2.0ℓのCVT仕様。現状、ガソリンモデル設定の予定はないが、需要があれば追加の可能性もあり、導入は容易だとルノーは述べている。


■どんな感じ?

まずはコレオスの実用性を検証

実に好ましいクルマだ。試乗車は2タイプあるトリムの上級版である「シグネイチャー・ナビ」グレードで、その名の通りナビゲーション・システムを備えるほか、8.7インチのタッチパネルやフルレザーのシート、19インチのアルミホイールなど、装備は充実している。

とはいえ、下位の「ディナミークSナビ」グレードでも、たいていのユーザーは十分に満足できるだろう。

リアのパーキングカメラやパノラミックサンルーフ、7.0インチのディスプレイや数多くの安全システムなどが装備されているからだ。ヒーターと換気機能の付いたドリンクホルダーに至っては、他の採用例を探すのも難しいアイテムだ。

コレオスはルノーのフラッグシップということになるが、インテリアのクオリティやテクノロジーを考慮すれば、それももっともだと思える。

8.7インチのタッチパネルを備えるインフォテインメントシステムはデザインがよく直観的で、レイアウトはよく練られている。

実用装備も豊富で、USBソケットは4つ、小物入れはあちこちに設えられている。レザーとプラスティックのクオリティも高い。

スペースは適度にある。ホイールベースはXトレイルと同じ2705mmで、後席レッグルームは上々。しかし、ヘッドルームは長身ならやや不満が残る。

興味深いことに、コレオスは5座のみの設定で、おもなライバルと異なり7座が用意されない。英国ルノーのトップであるヴィンセント・トゥレットに言わせれば、7座を求めるファミリー層はグランドセニックをどうぞ、ということらしい。SUV全盛のマーケットにおいて、MPVの妥当性を保つための差別化、という側面もあるだろう。正しい判断かどうかは疑問だが。

走らせるとどうだろう?


コレオスの走行性能を検証

走らせてみての感想は、フレンドリーな野獣といったところだ。パワーは高速道路の速度域なら十分すぎるほどで、175psのディーゼルユニットはフル乗車/フル積載での長距離走行も余裕でこなす。低速トルクにも不足はない。

CVTと聞くとモータージャーナリストはたいてい拒否反応を示すが、それもほとんどのCVTの出来栄えがロクなものではないからだ。

ルノーはこれがより進歩したCVTで、シーケンシャルギアボックスに近いマニュアルモードのシステムを備えていると主張するが、それもある程度までは間違いではない。たいがいのCVTに比べれば、ずっとよくできているといえる。ただし、1/2速で急加速した際には苦戦し、エンジンの不快な唸りを引き起こす。

サスペンションは、運動性より快適性に振ったもので、ハンドリングは安定していて予測しやすいものだ。もっとダイレクトなステアリングと敏捷性を備えているモデルもある。あちらは乗り心地に妥協しつつも、コレオスほどソフトではない。

今回は4WDロックモードでのオフロード走行も体験できたが、これは前後トルク配分を50:50に固定するもので、40km/h以下で使用できる。

ちなみに、最低地上高は210mmだ。ひどい湿地を舞台にしたわけではないが、雨の降る酷暑のコンディション下で、コレオスはしっかりと路面を捉える。

特に、少なくとも運転席からは45°くらいありそうに見える険しい坂道の登り始めでそれが感じられた。


■「買い」か?

「イメージ的な見地からすれば非常に重要」

ルノーは、コレオスが大量に売れるモデルではないことを認めているが、ラインナップの頂点に位置するこのクルマが「イメージ的な見地からすれば非常に重要」だと強調する。

実際、コレオスは大型SUV市場を改革するようなものではないが、広く、装備が充実し、Xトレイルなどの人気が確立されたライバルに対する魅力的なオルタナティブだ。

今回の仕様は、そうしたライバルのトップグレードと同等の価格帯。下位のディナミークSナビを選ぶのが、バリュー的にはベストだ。

ルノー・コレオス2.0dCi 175 AWD X-トロニック

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