日産が新型リーフのビデオ第3弾を公開。ワールドプレミアは2025年6月17日の午後9時！

2025年6月12日、日産自動車（以下、日産）は同年6月17日午後9時（日本時間）に日産のYouTubeチャンネルでグローバル向けにワールドプレミアされる新型リーフのビデオ第3弾を公開した。

14分の急速充電で最大250kmの走行が可能
今回の第3弾が最終回となる、新型リーフのインサイドビデオ シリーズでは、新型リーフが日常の移動手段としてだけでなく、EVのある生活をもっと身近にし、ライフスタイルを豊かにする先進技術を搭載することを公開した。日産 グローバル商品企画部門の責任者であるリチャード・カンドラー氏は次のように述べている。

「EVの長距離走行に対する不安を解消するため、新型リーフはGoogle マップと連携したインテリジェントルートプランナーを搭載しました。これにより、ルート上の充電スポットを簡単かつ直感的に見つけることができ、ドライバーは安心して移動できます」

新型リーフの開発にあたって、日産のエンジニアは日常シーンでのEVの使いやすさを追求してきた。その鍵となるのが、シームレスな充電体験だ。新型リーフは、急速充電器を使えばわずか14分で最大250kmの走行が可能だ（欧州仕様）。そして北米仕様は、北米充電規格（NACS）に対応し、プラグアンドチャージ機能を有している。

さらに、ナビゲーションと連動したバッテリーコンディショニング機能を採用し、目的地までのルートから推測される走行負荷に応じてバッテリーの温度を最適化し、エネルギー効率を高める。また、夏場の急速充電時において、充電後の走行負荷が低いと判断した場合、一時的にバッテリーの充電許容温度範囲を調整し、充電速度を維持させることが可能だ。

V2LやV2Hにも対応して外部に電力供給も可能
チーフプロダクトスペシャリストの遠藤 慶至氏は次のように述べている。

「V2Xの機能は、エネルギーの需給のバランスを取るだけでなく、再生可能エネルギーの有効活用という点で、社会的にも重要です。新型リーフは単なる移動手段ではなく、エネルギーを通じて暮らしと地域に貢献する存在にもなりえます」

新型リーフは、最大1500Wの出力に対応したコンセントを室内に搭載し、V2L（ビークル to ロード）アクセサリーアダプターを使用することで、外部充電ポートからも電力を使用することが可能だ。これらはキャンプなどのアウトドアシーンや、万が一の災害時において電力を活用することができる。

さらに日本市場においては、V2H（ビークル to ホーム）機能により、家庭への電力供給や太陽光発電の活用が可能だ。家庭用エネルギーマネジメントシステムと連携することで、自宅全体に電力を供給することが可能で、停電時のバックアップ電源としても機能する。

前述のように、新型リーフは2025年6月17日（火）午後9時（日本時間）に日産のYouTubeチャンネルでグローバル向けに発表される。なお、日本仕様の正式発表は、これより少し先になるようだ。

[ アルバム : 新型リーフのビデオ第3弾 はオリジナルサイトでご覧ください ]

Comments

[ゆうゆう]

私はリーフほしいです。とにかくデザインが好きだし、選択肢が増えて嬉しいです。日本での発売をされたら買いたいです。

[masa]

早急に必要以上に多い経営者の報酬や人数を削減すべき。あと今更言っても意味がないが、内田達前経営者への高額な退職金も必要ない。