MINIらしさと新しさが融合した新型の内外装が高評価
“今年の1台”を決める日本カー・オブ・ザ・イヤー(以下、COTY)。2024-2025シーズンの「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」に輝いたのはMINI「クーパー」でした。
【画像】「えっ!…」これが“今年を代表する輸入車”に選ばれたMINI「クーパー」です(30枚以上)
「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」は、選考委員による投票によって海外ブランドで最も多くの票を獲得したモデルに贈られるもの。
BMWグループになってから第4世代となるMINI「クーパー」は、2024年、11年ぶりにフルモデルチェンジ。その新型の実力が高く評価されたというわけです。
COTYの実行委員会は、MINI「クーパー」の受賞理由について「シンプルさ、痛快なドライブフィール、ラジカルさ……新型MINIクーパーはその伝統的名称からユーザーが期待するすべてを高次元で進化させた。10ベストカーに4台の輸入車が選出された中で、EVだけでなくガソリンエンジンモデルをラインナップしたのはMINIクーパーのみである。BMW7シリーズと同等の安全装備/運転支援システムを装備したことも注目に値する。コクピットのデジタライズ、リサイクル素材の積極採用等、実用性と遊び心を満載させた点も面白い」としています。
最新世代のMINI「クーパー」で注目すべきポイントは、まずスタイリングでしょう。
MINIであることが誰の目にも明らかでありつつも、ひと目で新型であることが分かります。ヘリテージをしっかり残しつつ、新しい時代へ向けてかじを切った点こそが、新型のスタイリングにおける見どころです。
新型MINI「クーパー」の前身に当たる過去3世代のMINI3ドア/5ドアは、フルモデルチェンジを経てもデザインの変化は従来モデルとの違いが分からないほど小さなものでした。新型のデザインがその路線から脱却したのは、大きなトピックにほかなりません。
新しいMINI「クーパー」のデザインは、従来モデルに対してシンプル&クリーンの方向性を強めたもの。装飾を減らしてスッキリとまとめたのが大きな特徴といえるでしょう。
一方でインテリアは、初代のセンターメーターを思わせる円盤型のセンターディスプレイを採用するなど、こちらも斬新。MINIらしさをとことん求めて個性を明確に表現しつつ、モダンな印象が大いに強まりました。
今回も「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」獲得に際し、そんな内外装デザインが高く評価されたのは間違いありません。
多様性を感じさせるパワートレインのラインナップ
とはいえ、新しいMINI「クーパー」の注目点はそれだけではありません。
新型は、BEV(電気自動車)とガソリン車を併売。これからの自動車社会を語る上で欠かせないBEVの設定は「今年の1台」を選ぶ上で大きなプラス要素となる一方、多くのユーザーにとって親しみやすいガソリン車を選べることも非常に意味のあることです。この「多様性」も高く評価されたのでしょう。
その上で、走りのよさも新しいMINI「クーパー」の魅力。その点も筆者(工藤貴宏)たちCOTY選考委員の期待を大きく超えていました。
なかでも「クーパーS」や「クーパーSE」の“ゴーカートフィーリング”=ゴーカートのような操縦感覚を得られるクイックなハンドリングは、ワインディングロードだけでなく普通に交差点を曲がるだけでキビキビした動きを体感でき、クルマを操っているという感覚が濃密です。クルマ好きにとって、これは大きな魅力といえるでしょう。
でも、新しいMINI「クーパー」がここまで高く評価された理由は、それだけでは説明できません。選びの決め手となったのは、やはりMINIというキャラクター性でしょう。
個性的で、誰もがMINIだと認識できるスタイリングとインテリア。それに乗り心地を犠牲にしてまでも貫いたシャープなハンドリング。それらによるMINIのアイデンティティは一朝一夕で出来上がるものではなく、歴史を重ねる中でカタチになってきたこと。そこにも大きな価値があり、新型もまたその名声を裏切らない内容なのです。
* * *
オーナーたちが「クルマを買った」というのではなく、「私はMINIを買ったのだ」と主張できる存在。唯一無二の個性から生まれるそんな世界観こそが、新しいMINI「クーパー」の最大の魅力なのかもしれません。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
600馬力級!! 新型[GRスープラ]はトヨタ新開発2Lターボ搭載か! ハイブリッド化で予想価格600万円超え!?
「SA相乗り」撲滅か 「実力行使」から1年、“無料駐車場”と化していたSAはどうなった?
フロントガラスに「お湯かけちゃう」人多数!実はアウト!? 凍結を素早く除去する方法 有効な手段とは?
名神~東海北陸道「新ルート」誕生へ秒読み段階!? 地獄の「一宮JCT」を完全スルー!「東海環状道」北西エリア開通まで“あと3か月”のスゴさとは
「ついにZが帰ってきた!」 2年ぶりに受注を再開した日産「フェアレディZ」2025年モデルが発表 ネットでの反響とは
フロントガラスに「お湯かけちゃう」人多数!実はアウト!? 凍結を素早く除去する方法 有効な手段とは?
「追越車線を延々と走るマン」は“独特の解釈”を持っている? 行動心理を交通心理士がズバリ解説 ただ下手なだけの可能性も?
「マズい、飛行機に乗り遅れる…」頼みの綱の“P5”まで満車 羽田空港駐車場の「大混雑」問題 年末年始はどうなる?
最近みかける「ナンバー読み取り駐車場」なぜ増加? 利用者側も「ラク」だけど「料金踏み倒し」は起きないの? 「悪質利用者」どうしてる? 実はメリット多い「革新的サービス」 どう成り立っているのか
「ついにZが帰ってきた!」 2年ぶりに受注を再開した日産「フェアレディZ」2025年モデルが発表 ネットでの反響とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?