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【新世代スポーツ研究】本気の軽量2シーターオープン、コペンGRスポーツの輝く個性

掲載 15
【新世代スポーツ研究】本気の軽量2シーターオープン、コペンGRスポーツの輝く個性

走りの歓びと所有するワクワク感が融合したスペシャルKカー

 Kカーにもかかわらず……という言い方は、新車販売台数の約40%が軽自動車といういまの時代には、もはや古いのかもしれません。コペンはボディサイズはもちろん、コストの制約も重くのしかかるKカーという枠内で、電動ハードトップオープンという大技を持つ2シーターのオープンカー。メチャクチャ貴重な存在なんですよね。

爽快オープンカー特集。走りを磨いたこだわりコンプリート、コペンGRスポーツの大いなる個性

 コペンは、他のクルマにはない「着せ替えができるクルマ」という離れ業を持っています。高剛性な骨格「D-Frame」に、樹脂の外板をまとうという構造になっているため、ローブ/エクスプレイ/セロ/GRスポーツという4種のスタイルが生まれ、しかもそれぞれのパーツを組み合わせることで、着せ替えができるクルマとして成立しているんです。それだけでも十分に気持ちは昂りますが、実はこの骨格は運動性能においても、多大なる貢献をしているのです。

 外板というのは、クルマのいちばん外側なわけですから、そこが樹脂製で軽いということは大きなメリット。重心がより中心に集まるということになります。慣性の法則でいっても安定性が高くなる理屈。これぞ、究極のデザインと運動性能の融合といっても、過言ではないかもしれません。

 しかもキュートな外観にもかかわらず、走りのチューニングは本物志向。純粋なライトウェイトスポーツとして開発されています。たとえばビルシュタインの足回りを組み込んだスポーツサスペンション仕様を発売するなど、さまざまなトライをしてきました。その究極のカタチがGRスポーツです。

 GRスポーツは、モータースポーツ経験が豊富なGRの世界が体感できる身近なスペシャルモデル。徹底した走りのこだわりだけでなく、オーナーの「所有する喜び」も追求しているのがポイントです。多くのラインアップを誇るGRスポーツの中でも、コペンはこのコンセプトをまさに体現していると思います。

 走りの部分では、ボディの下回りに車両全体の剛性と、ハンドリングが向上する補強パーツを採用。サスペンションには路面をしっかり捉え、フラットな乗り心地と優れた操舵応答性の向上を狙ったショックアブソーバーを投入。軽量な鍛造アルミホイールと独自の空力処理も功を奏し、直進はもちろん、旋回中もより正確なライントレース性を発揮するよう進化しています。

 パワーユニットは直3DOHC12Vターボ(64ps/92Nm)。軽自動車の排気量制限や、出力の自主規制があるために、パワーアップはされていませんが、だからこそ「クルマを操る楽しさ」を改めて教えてくれるマシンに仕上がっています。

 レカロ社製のバケットシートや、MOMO製の本革ステアリングなど、クルマとの一体感が増すパーツが標準装備なのもポイント。ある意味、贅沢そのものの1台といってもいいかもしれませんね。ちなみにコペンGRスポーツは、トヨタとダイハツのディーラーで購入できます。オープンとクーペが1台で楽しめ、走りが楽しい超コンパクトスポーツ、このキャラクターの輝きは永遠です。

コペンGRスポーツ主要諸元

グレード=GRスポーツ
価格=5MT  243万7200円/7CVT 238万2200円
全長×全幅×全高=3395×1475×1280mm
ホイールベース=2230mm
トレッド=フロント:1310/リア:1295mm
車重=850(CVT870)kg
エンジン=658cc直3DOHC12Vターボ(レギュラー仕様)
最高出力=47kW(64ps)/6400rpm
最大トルク=92Nm(9.4kgm)/3200rpm
WLTCモード燃費=18.6(CVT19.2)km/リッター(燃料タンク容量30リッター)
(市街地/郊外/高速道路:14.3/19.9/20.3[AT15.4/20.4/20.6]m/リッター)
サスペンション=フロント:ストラット/リア:トーションビーム
ブレーキ=フロント:ベンチレーテッドディスク/リア:ドラム
タイヤ&ホイール=165/50R16+アルミ
駆動方式=FF
乗車定員=2名
最小回転半径=4.6m

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みんなのコメント

15件
  • コメが文句で埋められてるが、軽のオープンを作り続けてるだけでも十分有り難いと思うよ
  • 軽に何を求めてんの?屋根開いてキビキビ軽快に走れて最高の軽だよ。そう、軽なんだよ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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