ついに姿を現したGCAP
イギリスが開発を進める有人飛行技術実証機「Combat Air Flying Demonstrator(CAFD)」の概要が、2026年7月20日から行われているファーンボロー国際航空ショーの会場で明らかになりました。
【画像】結構大きめ? これが公開されたイギリスの40年ぶりの戦闘機です
Combat Air Flying Demonstratorは、BAEシステムズ、ロールス・ロイス、MBDA UK、イギリス国防省が共同で開発を進める英国独自の有人飛行技術実証機です。英国で約40年ぶりに新規開発される超音速戦闘機で、2028年の初飛行を予定しています。
ファーンボロー国際航空ショーのBAEシステムズのブースでは、この機体のコンセプト模型も展示。担当者はこの実証機について「GCAPそのものの試作機やデモンストレーターではなく、英国独自の技術実証機だ」と説明しました。
飛行試験を通じて得られたデータや製造技術、開発ノウハウはGCAPだけでなく、将来の戦闘航空システム全体へ展開することを目的としており、開発に携わる技術者も将来的にGCAPへ移行する計画だとしています。
実証機の主構造や主翼、垂直尾翼は、BAEシステムズのランカシャー州にある工場で、ロボット技術やデジタル製造・組立技術を活用して製造が進められており、すでに開発は高度な段階に入っています。
この実証機では、ステルス設計に対応した技術や各種システム統合技術を飛行試験で検証するとともに、次世代戦闘機の製造プロセスを確立し、開発リスクを低減することを目指しています。さらに、このプログラムで培われた技術や製造ノウハウ、人材をGCAPへ継承することで、英国の次世代戦闘機開発能力の維持・発展につなげる考えです。
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