■スズキ“新型”「エブリイ」!?
2026年1月9日から開幕した「東京オートサロン2026」にて、スズキは「エブリイワゴン」のカスタムカーをお披露目しました。
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スズキの「エブリイ」は軽トラック「キャリイ」のバンタイプとして1982年11月に「キャリイバン・エブリイ」として登場し、1985年のフルモデルチェンジを機に独立モデルのエブリイへと改称されました。
1999年からは4ナンバーの商用バンモデルをエブリイ、5ナンバーの乗用モデルをエブリイワゴンとして展開しており、現在は2015年2月に登場した6代目が現行モデルとして販売されています。
そんなエブリイワゴンですが、スズキは東京オートサロン2026にてエブリイワゴンのカスタムモデル「EVERY WAGON WANPAKU RIDER」をお披露目しました。
アウトドアレジャーを楽しむファミリー層をターゲットに、乗用に適したエブリイワゴンの居住性と積載能力を最大限にアピールした一台となります。ダークグレーのボディカラーをまとい、カーボンパーツを随所に組み合わせた姿は軽バンながらもスポーティさを演出しています。
サイドには車名の「エブリイ」のほか、型式である「DA17W」の巨大なデカールも施工しており、エブリイワゴンをこれでもかと主張する派手なルックスです。フロントドアのロックボタンやリアドアのハンドルにはオレンジ色の差し色も追加されており、グレー一色の車体に彩りを加えています。
製作は子供向けのペダルがない自転車を展開する「ストライダー」とのコラボレーションで進められ、ルーフラックにはコンテナボックスや脚立以外に、3台のストライダーを装備、週末をアウトドアで過ごす一家をイメージしているとのこと。他にも、IPF製のLEDライトバーやサイドオーニングも装備、そのままアウトドアへ出かけてキャンプやオーバーランドを楽しめる仕様となっています。足元は15インチのホイールに横浜ゴムのGEOLANDAR X-AT(165/60R15)を装着、そして専用ショックで純正よりも多少リフトアップしています。
このエブリイワゴンをよく見ると、フロントマスクは現在販売されているモデルと異なるのがわかります。
スズキ 商品企画本部 四輪商用・クロカン商品統括部長を務める伊藤二三男氏によれば、確かに顔面の印象は変わっているものの、あくまでこれは今回の東京オートサロン2026に向けて用意したモデルにしかすぎないと言います。
一方でSNS上やオートサロン現地ではこれがマイナーチェンジモデルのプレビューであると密かに話題で、現行モデル登場から約10年が経過したエブリイワゴンのイメージ刷新に期待がかかります。
ボンネット直下のグリルはウロコ模様のような大型グリルを装備、その中心に小さなフロントカメラを用意します。グリルのベゼルやボンネットのガーニッシュ、そしてドラミラーにはカーボン調のカバーが施されていますが、このカーボンパーツも市場の反応を見て、市場へ投入することを検討するとのことです。
エブリイワゴンはスズキが同様に販売しているスペーシアやワゴンRスマイルなどのハイトワゴンと異なり、エブリイ由来の広々とした室内空間を特徴のひとつとしています。大人4人が乗ってもリアシートの後ろには十分な荷室を有しており、まさに友人や家族といった複数人のレジャー用途に最適なクルマに仕立てたと伊藤氏は言います。
また、エブリイベースながらも乗り味はより乗用に適したマイルドなものとなっており、見切りの良い視界と合わせて実用性も十分とアピールします。
※ ※ ※
スズキはEVERY WAGON WANPAKU RIDER以外に、東京オートサロン2026で仕事と遊びを両立させるカスタムを施した「SUPER CARRY WORK & PLAY PRO」や、マイナーチェンジしたばかりのクロスビーのカスタムモデル「新型 XBEE Nature Photographer」、そしてゲーム「モンスターハンター」とコラボしたジムニーノマドやオフロードバイク「DR-Z4S」、スーパー耐久レース参戦仕様のスイフトスポーツなどを展示、多彩な展示車両で来場者を迎えました。(中国車研究家 加藤ヒロト)
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