ウイリアムズのジェームス・ボウルズ代表は、2025年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、1992年にナイジェル・マンセルがチャンピオンに輝いたFW14Bをドライブし、「夢のような1日」だったと振り返った。その伝説は、今年ザウバーからF1デビューを果たしたガブリエル・ボルトレトも惹きつけたようだ。
空力の鬼才と呼ばれるエイドリアン・ニューウェイが手掛けたFW14Bは、その名の通り前年モデルFW14の正常進化版だが、リ・アクティブサスペンションやセミオートマチック・ギヤボックス、トラクションコントロールなど画期的な技術を多数搭載。マンセルが16戦中9勝をあげてチャンピオンに輝き、チームとしてはコンストラクターズチャンピオンも含めダブルタイトルを獲得した。予選ではコンビを組んだリカルド・パトレーゼを含め16戦中14戦でポールポジションという記録を残したF1史上最強マシンのひとつだ。
■恐ろしいほど強かった……日本のファンが選ぶ「最強F1マシン」
「これは全てがオリジナルだ。これは本物の、1992年にチャンピオンになったナイジェルのマシンだ」とボウルズ代表は言う。
「このマシンは唯一無二だ。だから『ずっと手入れをしてほしい』という思いが心の中にあるのは間違いない。ただ、このマシンはビーストだ。もっと速く、もっと速くと駆り立ててくる」
「そして私にとっては……夢のような1日が今朝から始まり、今晩まで続くんだ。これこそグッドウッドだ」
またボウルズ代表は、グッドウッドにウイリアムズがFW14Bを持ち込むにあたり、ボルトレトから連絡を受けていたことを明かした。20歳のボルトレトにとっては生まれる前のマシンだが、興味は尽きないようだ。
「ガビー(ボルトレトの愛称)は上手く立ち回っているね」とボウルズ代表は言う。
「彼とは前に話をしたんだけど、このクルマは象徴的な存在だ。多くの人の幼少期の思い出だ。そして彼は機会を得るために、以前『ちょっと見に行ってもいい?』と私に電話をかけてきた」
「そして私は『“ちょっと”以上のモノを見に来てくれ』と伝えた。最新のマシンがいかに優れているかがよく分かるよ」
ボウルズ代表は、過去と現在の違いを紹介するために、ボルトレトに対してFW14Bのペダルボックスを紹介したという。
「例えば、私は彼にペダルボックスの中を見せた。私は同時に両足を全部入れることはできないし、彼にもできない。全てが本当にコンパクトで、ギリギリのレーシングカーとして設計されている」
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みんなのコメント
マクラーレンのセナ・ベルガーコンビやベネトンのシューマッハ・ブランドルコンビ、フェラーリのアレジ・カペリ
もちろん亜久里さんや右京さんもドライブしてたしいい時代だったなと感じます