■「手の届くハイパフォーマンス」を目指した水平対向スポーツカー
スバルは「ジャパンモビリティショー2025」において、スバリスト待望のコンセプトモデル「Performance-B STI concept(以下、パフォーマンスB STI)」を世界初公開しました。これは、往年のスポーツモデル「WRX STI」の再来を予感させる一台です。
【画像】超カッコいい! これが“世界初公開”のスバル新「“4WD”スポーツカー」です!
注目すべきは、「手の届くハイパフォーマンス」を目指した点にあります。水平対向ターボエンジン、シンメトリカルAWD、そして6速MTを組み合わせた、5ドアハッチバックのスポーツモデルです。
「B」は、スバルを象徴する「Boxer(ボクサー)エンジン」の頭文字を意味します。このモデルは、2025年6月のスーパー耐久・富士24時間レースで藤貫哲朗CTOがサプライズ発表した「スポーツモデルの開発」を具現化したものです。
開発コンセプトは「スバルが現在持つ技術資産を柔軟にアレンジする」というアプローチ。
性能の高さと実用性を両立させ、水平対向ターボやAWDといったスバルならではの技術を組み合わせることで、多くのユーザーに“操る愉しさ”を提案します。
従来のSTIが高価格化していたことへの反省から、「手の届く価格で手に入れられ、みんなで進化させていく“素材としてのスポーツカー”」を目指しているといいます。予想価格は360万~390万円が有力とされています。
エクステリアは、コンパクトハッチバック「クロストレック」をベースに採用。外観は3代目「インプレッサWRX STI(GRB型)」を彷彿とさせる、筋肉質な5ドアハッチバックスタイルです。
ボディカラーにはスバルの象徴である「WRブルー」を採用し、ボンネットにはターボ車の証であるエアインテークを装備。
力強いワイドフェンダーや、STIの象徴色「チェリーレッド」のアクセントを施したフロントグリル、大型リアスポイラー、センター2本出しマフラー、ゴールドホイールなど、存在感あるディテールが目を引きます。
インテリアはインプレッサと共通のレイアウトを基本としながら、スポーティな装備を追加。
チェリーレッドの差し色が入ったレカロ製カーボンバックシートや6速MT、手引き式サイドブレーキなど、ドライビングプレジャーを強調した構成です。
装備面では、開発コストを抑え、現実的な価格での市販化を目指すため、既存パーツを最大限に活用。
ホイールはSTIコンプリートカー「Sシリーズ」のパーツを流用し、ブレーキにはブレンボ製を採用。フロント周りにはレヴォーグの部品が使われているといいます。
パワートレインは、2.4リッター水平対向ターボエンジンに6速MTとシンメトリカルAWDを組み合わせた構成。最高出力や最大トルク、ボディサイズなどの詳細スペックは現時点では非公開です。
会場のスバルブースでは、パフォーマンスB STIが大きな注目を集めました。「まさにSTIらしい雰囲気」「現行モデルをベースにしているだけにリアルな仕上がり」といった声が多く寄せられています。
SNS上でも「ようやく登場」「市販化に期待」「スバリスト歓喜」など、歓迎のコメントが多数見られました。
5ドアハッチバックのWRX STI的存在が、現代技術によって復活する可能性に、スバルファンの期待が高まっています。
多くのメディアやファンは、このモデルを「次期WRX STI」または「インプレッサWRX STIの再来」と捉えています。
その理由として、GRB型を彷彿とさせる5ドアハッチバックスタイルであること、そして「水平対向ターボ×AWD×6速MT」というWRX STIのDNAを受け継いでいる点が挙げられます。
また、スーパー耐久への実戦投入を前提とした開発が進められており、レースで鍛えた技術を市販車に還元するという、スバルの伝統的手法の復活とも見られています。
ただし、現時点では正式な「WRX STI」の名称は使用されておらず、開発担当者は「インプレッサの名前をつけていないのは、あくまでコンセプトカーという位置づけのため」と説明しています。
スバルは「量産前提の決裁は未了」としていますが、パフォーマンスB STIは次期WRX STIの方向性を示す重要なメッセージであり、5ドアハッチバックのWRX STI的存在が現代に蘇る可能性を強く示唆しているといえるでしょう。
ファン待望のWRX STIが復活となるのか。続報に期待が高まります。(佐藤 亨)
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みんなのコメント
これがベースで、後々、特別仕様も出してくるなら、100〜200万円上乗せはしてくるのだろうと。