現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > Q1最速の角田裕毅、他車からの妨害と自身のミスでQ2ノータイム「速さがあっただけに申し訳ないし悔しい」F1第16戦予選

ここから本文です

Q1最速の角田裕毅、他車からの妨害と自身のミスでQ2ノータイム「速さがあっただけに申し訳ないし悔しい」F1第16戦予選

掲載 9
Q1最速の角田裕毅、他車からの妨害と自身のミスでQ2ノータイム「速さがあっただけに申し訳ないし悔しい」F1第16戦予選

 2023年F1シンガポールGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は15番手という結果だった。

 Q1では唯一、1分31秒台のタイムを出し、トップで通過した角田。しかし、Q2では最初のアタックでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に引っ掛かり、ラップを断念。セッション終盤に再度アタックに出たが、このラップではミスを犯し、走り切ることなくピットに戻った。そのため、角田はQ2でノータイムとなり、Q3進出は果たせなかった。

フェラーリのサインツが2戦連続PP獲得。レッドブル勢がQ2敗退の波乱【予選レポート/F1第16戦】

 フェルスタッペンは、予選後、3件の他車への妨害行為の疑いで審議対象となり、そのひとつは角田に対する行為だった。

 スチュワードは、フェルスタッペンはターン3とターン4の間で、角田に対して不必要な妨害行為を行ったと判断、フェルスタッペンには戒告、レッドブルには5000ユーロ(約79万円)の罰金という処分を科した。

「22号車が1号車を追い越す直前になって、1号車のドライバーは後続車が近づいてくることに気付き、左に動いたが、そのタイミングは非常に遅かった」とスチュワードは述べている。

「チームは、チーム側のコミュニケーションが十分ではなく、22号車が並びかけるまで、ドライバー(フェルスタッペン)に知らせなかったと認めた」

「スチュワードは、今シーズン発生した多数の妨害行為および妨害行為の疑いについて振り返り、違反の深刻さに関する以前の決定と一致させる形で、ドライバー(フェルスタッペン)に戒告のペナルティを、競技者(レッドブル)には罰金を科す」

「なお、22号車の代表者は公聴会に出席しないことを選択した」

 テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、予選について次のようにコメントしている。

「全体像を見ると、我々はここでパフォーマンスにおいて一歩前進したようだ。ポジティブなことであり、(次の日本GPが行われる)鈴鹿はより一般的なトラックなので、そこで検証を行い、さらに向上していく必要がある」

「今日の予選では、2台揃ってQ3に進めるペースがあると考えていた。Q1でのマシンのペースとバランスは良好で、さらに先に進める状態であるように思えた。しかしQ2で裕毅は、最初のファストラップではタイムを出すことができず、2回目のランではコースオフし、タイムを記録しなかった。Q1でのペースは、Q3に進むのに十分なものだっただけに、非常に残念だ」

「金曜にはロングランペースがまずまずだったので、それを活用し、裕毅がパッケージを最大限に活用して、ポジションを上げていく機会を得られるよう、準備する必要がある。全体として今日はポジティブな点がいくつかあったけれど、目標を達成するという意味で重要なのは明日のレースだ」

■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
FP3 10番手(1分32秒945:ソフトタイヤ/18周)
予選 15番手(Q1=1番手1分31秒991:ソフトタイヤ/Q2=15番手ノータイム)

 ターン14に入るところでロックアップするというミスを犯しました。チームには申し訳なく思いますし、本当に残念です。マシンのペースがとても良かっただけに、とても悔しいです。

 明日の展開を見ていき、ポイント獲得のためにベストを尽くします。


関連タグ

こんな記事も読まれています

軽自動車好きNo.1の県はどこ? ホンダが「軽自動車白書2023」を発表、軽自動車ユーザーの購入満足度は8割以上!
軽自動車好きNo.1の県はどこ? ホンダが「軽自動車白書2023」を発表、軽自動車ユーザーの購入満足度は8割以上!
WEBヤングマシン
【中野信治のF1分析/第23戦】リザルト以上に魅せた角田裕毅とアルファタウリ。さらに進化した2023年のフェルスタッペン
【中野信治のF1分析/第23戦】リザルト以上に魅せた角田裕毅とアルファタウリ。さらに進化した2023年のフェルスタッペン
AUTOSPORT web
今も減らない「クルマの盗難」 実は犯行間近の“予兆”があった!? 盗まれる直前に愛車に起こる「謎の現象」とは
今も減らない「クルマの盗難」 実は犯行間近の“予兆”があった!? 盗まれる直前に愛車に起こる「謎の現象」とは
くるまのニュース
レクサスの欧州中核モデルに、小型SUV『LBX』受注開始…年間2万4000台の販売めざす
レクサスの欧州中核モデルに、小型SUV『LBX』受注開始…年間2万4000台の販売めざす
レスポンス
えーハイパーアーバン出るの! モビリティショーの日産コンセプトカーは次期ジュークやリーフであることが判明!
えーハイパーアーバン出るの! モビリティショーの日産コンセプトカーは次期ジュークやリーフであることが判明!
ベストカーWeb
プレリュードの復活に色めき立つ昭和生まれ! 伝統の名前を蘇らせる裏には巧妙なマーケティング戦略があった
プレリュードの復活に色めき立つ昭和生まれ! 伝統の名前を蘇らせる裏には巧妙なマーケティング戦略があった
WEB CARTOP
2023秋冬バイクウェア特集:おすすめシューズ&ブーツ×7選
2023秋冬バイクウェア特集:おすすめシューズ&ブーツ×7選
WEBヤングマシン
【ブレイズ】会社情報誌「学生が選ぶ愛知の企業100選」に4年連続で選出
【ブレイズ】会社情報誌「学生が選ぶ愛知の企業100選」に4年連続で選出
バイクブロス
アメリカで中古EVが“暴落”? 安くても売れない「全米No.1車種のEVですら」 一方ハイブリッドは
アメリカで中古EVが“暴落”? 安くても売れない「全米No.1車種のEVですら」 一方ハイブリッドは
乗りものニュース
「商用EV」普及のカギは何か? 寒冷地「充電問題」とその解決策、メルセデス・ベンツ「eアクトロス」を例に考える
「商用EV」普及のカギは何か? 寒冷地「充電問題」とその解決策、メルセデス・ベンツ「eアクトロス」を例に考える
Merkmal
「クルマと日常を愉しめる」という新たな価値が加わった、新型「スズキ スイフト」発売
「クルマと日常を愉しめる」という新たな価値が加わった、新型「スズキ スイフト」発売
LE VOLANT CARSMEET WEB
チケット即完売の角田裕毅ファンイベント、日本全国から集まった720名が“ぶっちゃけ”トークで盛り上がる
チケット即完売の角田裕毅ファンイベント、日本全国から集まった720名が“ぶっちゃけ”トークで盛り上がる
motorsport.com 日本版
スーパーフォーミュラの合同/ルーキーテストがスタート。初日午前トップタイムはKCMGの関口、注目のJujuも最多43周を走破
スーパーフォーミュラの合同/ルーキーテストがスタート。初日午前トップタイムはKCMGの関口、注目のJujuも最多43周を走破
motorsport.com 日本版
マツダ新型「ロードスター」最上級&フル装備は約480万円!? 大幅改良でデザイン一新!「RF」に追加できるオプションは?
マツダ新型「ロードスター」最上級&フル装備は約480万円!? 大幅改良でデザイン一新!「RF」に追加できるオプションは?
くるまのニュース
トヨタのクロスオーバーEV、2025年までに欧州で発売へ…コンセプトカー発表
トヨタのクロスオーバーEV、2025年までに欧州で発売へ…コンセプトカー発表
レスポンス
銃弾を跳ね返す、テスラ『サイバートラック』が耐久テスト
銃弾を跳ね返す、テスラ『サイバートラック』が耐久テスト
レスポンス
F1参戦に向けてドライバーを探すアウディ。現在の本命はアルボンか
F1参戦に向けてドライバーを探すアウディ。現在の本命はアルボンか
AUTOSPORT web
F1、メルセデス代表に対する「不正疑惑は誤り」と指摘。コンプライアンス調査開始のFIAに反論
F1、メルセデス代表に対する「不正疑惑は誤り」と指摘。コンプライアンス調査開始のFIAに反論
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

9件
  • ついにホーナーの露骨な角田外しが始まった。マックスもペレスも角田の妨害を命令されてる。その際は「自分のクルマが壊れても責任は問わない」とね。ホンダ憎しが角田憎しに変わったレース。
  • オウナーが色つき人種嫌いだからね
    もうホンダに気を使う必要ないし
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで! 登録してお得なクーポンを獲得しよう
マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村