レーシングブルズが、イタリアのイモラ・サーキットで旧型マシンによるテスト(TPC)を実施。レッドブル育成のアービッド・リンドブラッドにとっては、F1での初の本格テストとなった。
今回のテストでレーシングブルズが投入したのは、アルファタウリ時代の2023年に走らせていたAT04だ。同年の終盤戦で採用されたカモフラージュ仕様のリバリーをまとったマシンに乗ったのはリンドブラッドと、レーシングブルズのリザーブドライバーを務める岩佐歩夢のふたり。午前中はリンドブラッド、午後は岩佐が走行を担当したという。
■レッドブル育成リンドブラッド、17歳スーパーライセンス特例申請がFIAにより承認。フェルスタッペン欠場時の新選択肢に
17歳のリンドブラッドは先日、FIAから特例でのスーパーライセンスの発給を受けたばかり。本来ライセンスを取得できるのは18歳からだが、レッドブルは例外措置を申請し、承認された形だ。彼は今回のテストを通して、F1デビューに向けてまたひとつ大きなステップを踏んだことになる。
2022年途中から15歳で4輪レースにデビューすると、F4、フォーミュラ・リージョナル、F3を順調に卒業してきたリンドブラッド。今季はF2でルーキーシーズンを送っているが、ジェッダのスプリントレースとカタルニアのフィーチャーレースを制して現在ランキング3番手。混戦の上位争いの中、シリーズタイトルも射程圏にある。
今回のイモラテストはリンドブラッドにとって初めてのF1ドライブというわけではない。彼は今年2月にも、イモラでプロモーション撮影用の枠を使った短めの走行(いわゆる“フィルミングデー”)を行なっている。ただ、今回は制限の少ない2年落ちマシンを使ったTPCであり、初の本格的なテスト機会となった。走行中にはヴァリアンテ・アルタのシケインで2度スピンする場面はあったが、特にダメージを負うことはなく、全体としては好調な内容だったようだ。
この経験は、今シーズン中に実現すると思われるリンドブラッドのF1公式セッションデビューに向けて、良い準備となるだろう。現在のF1では参戦経験の浅いルーキードライバーを金曜フリー走行で一定回数起用しなければいけない義務が存在するが、リンドブラッドは今後レーシングブルズ及びトップチームのレッドブルで共にFP1を走るものと思われる。
参戦2戦以下のドライバー起用義務はチームごとに4枠(各車2枠)あるが、レーシングブルズはルーキーのアイザック・ハジャーが開幕2戦を走ったことですでに2枠を消費しているが、残る2枠が未消化。レッドブルは岩佐が1回FP1を走っており、残り3枠だ。
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みんなのコメント
今のF1は並以下だと乗れないからな。せめて去年スーパーフォーミュラでチャンピオンダントツでとってれば乗れたかもね。
角田選手より速いハジャー選手は、デビュー2戦目なので、そのまま。
ついにトップチーム入りした角田選手で年内乗り切る予定が崩れ去り、18歳になる8月まで待てない状況で異例の申請。
角田選手の開花•覚醒が無ければ、8月にはハジャー選手がトップチームに昇格、リンドブラッド選手は、育成チーム。
早期にF2でチャンピオン確定して、残り3戦くらいでF1デビューが良いのだが、角田選手の活躍次第ですね。