大人しいデザインを採用
text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)
【画像】次世代のメガーヌはこんなクルマ【日産アリアや現行メガーヌとじっくり比較】 全111枚
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
2022年に発売予定のルノー・メガーヌEテック・エレクトリックのプロトタイプが公開された。市販モデルのデビューは年内を予定している。
今回公開されたモデルは、今年の夏から公道での走行テストに使用される、30台のテスト車両のうちの1台だ。
コンセプトカーの「メガーヌEビジョン」のシルエットを忠実に再現しているが、先鋭的なスタイリング要素はいくつか失われている。
CMF-EVプラットフォームとパワートレインを共有している日産の新型SUVアリアと大部分のプロポーションは共通しているが、メガーヌのルーフラインは直線的で、アグレッシブな印象も比較的抑え気味だ。
従来のメガーヌと並行販売
ルノーは、218psの電気モーターをフロントアクスルに搭載し、60kWhのバッテリーパックを床下に設置することを明らかにしている。WLTPテストサイクルでの航続距離は450kmとされている。
インテリアは、アリアに続いて物理的なボタンやスイッチを廃止し、主にタッチセンサー式のコントロールを採用することが予想される。ルノーはこれまでに、「スリムでスマートなインストゥルメントパネル」を特徴とし、プラットフォームがフラットフロアであることから、収納とスペースが充実していると述べている。
ただし、87kWhの大型バッテリーを搭載して306psを発揮する4輪駆動の高性能モデルを導入するかどうかは、まだ確定していない。
ルノーは、エスパス、セニック、タリスマンなどを製造しているフランス北部のドゥアイ工場でメガーヌEテック・エレクトリックを製造する。このEVは、既存のメガーヌのハッチバックおよびエステートと並んで販売される。
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