■海外仕様よりもゴージャスな日本仕様が登場!
2022年6月29日、ホンダは新型SUV「ZR-V」の特設サイトを更新しました。
第2弾として公開されたのは「エクステリア・インテリア・カラー・パッケージ」に関する内容です。
11代目「シビック」をベースにするまったく新型ZR-Vとはどのようなモデルなのでしょうか。
【画像】これがホンダの新型「ZR-V」 ヴェッセルより大きなSUVを見る!(18枚)
新型ZR-Vは、北米や欧州、中国においてすでにお披露目され、日本や欧州・中国では「ZR-V」、北米は「HR-V」と異なる車名で展開されます。
新型ZR-Vは、11代目「シビック」をベースに開発されており、ホンダによれば、「週末のレジャーなどさまざまなアクティビティを楽しむのに充分な室内空間の広さや実用性を備えながらも、街中でも軽快に運転できる扱いやすいサイズ」と説明しています。
また、日本市場ではガソリン車とハイブリッド車(e:HEV)がラインナップされる予定です。
そうしたなかで、5月19日に前述の特設サイトが公開。第一弾では、開発のコンセプトが明かされました。
インタビューに答えたのは、小野修一(開発責任者)、伊藤智広(パッケージ担当)、田村敬寿(エクステリア担当)、上野大輝(インテリア担当)、後藤千尋(カラー・マテリアル・フィニッシュ担当)の5名です。
新規ZR-Vの開発背景について、開発責任者の小野修一氏は次のように、語っています。
「国内外を問わずSUV市場は群雄割拠の時代です。ほとんどの大手自動車メーカーがSUVを出しており、各社とも販売の主力モデルに位置付けています。
欧州のスポーツカーメーカーでさえ、SUVを取りそろえているのが昨今の状況です。
現在、ホンダにもCR-V、VEZELの2つのSUVがあり、どちらも世界的な人気を博していますが、CR-Vが年々大型化していったことで、VEZELとのサイズ差がより広がりました。
ホンダとしてはその間のSUVが無いことへの懸念もあり、また市場のニーズも強く感じていたので、機種開発担当としては『これは我々が応えないといけない』という思いを持って開発に向き合いました」
※ ※ ※
今回、新型ZR-Vに迫る内容として「エクステリア・インテリア・カラー・パッケージ」に関するものが公開されました。
エクステリアデザインについて、前出の田村氏は次のように説明しています。
「ZR-Vでは、内側から強いテンションがかかった塊感をテーマにデザインしていきました。
まず離れてみたときは、クルマのシルエットをいかに美しく作り上げるかが重要なポイントになります。あらゆる角度から見てもテンションのかかった円弧が、シルエットの一辺一辺をなめらかにつなげているイメージです。
これを全体にくまなく、かつ大胆に施していくことで一体感のある塊へと近づいていく。その結果、どの方向から見ても一筆書きのようにすっきりと美しいシルエットが生まれました」
インテリアについて、前出の後藤氏は次のように語っています。
「グラマラスな色気に心が躍り、エレガントな美しさに心が充ちていく。そんな素敵な時間をクルマと過ごしてもらいたいという思いを込めて、ZR-Vの世界観をカラー・マテリアル・フィニッシュで表現しました。
カラー全体は落ち着きがありながら、華やかなニュアンスも感じる色味で構成。すべてを響き合わせて味わい深く、そして心地よく感じていただける工夫を、素材や仕立てに取り込んでいきました。
インテリアカラーはシックなブラック内装色に加えて、新内装色を開発しました。こちらも落ち着き感と、華やかさのある色調となっています。
目を惹く質感やアクセントを、洗練された素材と細部にまでこだわった仕立てで表現し、上質で艶やかな空間を実現しました。ZR-Vは、個性と色気のある世界観を表現して作り上げたまったく新しいSUVです」
■パッケージはどうなる? 海外仕様と日本仕様はナニが違う?
パッケージについて、前出の伊藤氏は次のように述べています。
「新型ZR-Vの魅力のひとつでもある『セダンライクなSUV』が特徴です。
セダンはSUVに比べると車高や重心が低く、意のままに操りやすい特徴があります。
主にオンロードに軸足を置き、低重心化によって人とクルマが一体化した走りを体感しやすく、視界も全体的に水平に広がった方向になっています。
一方、SUVはセダンよりもオフロード性能に優れ、車高が高めになっています。そのため交差点の右左折時や高速道路のランプ、曲がりくねった道などを走行する際、車両の傾きが大きくなります。その影響で身体が大きく揺すられ、乗員が不安を感じることがあります。
セダン、SUVそれぞれの特徴を踏まえて、ZR-Vは低い運転姿勢にこだわりました。
その最大の理由は、ユーザーの皆さんにより快適なドライビングを楽しんでいただきたいからです。
床面に対して乗員が座る位置をセダン並みに低くしたことで、ドライバー席は踏ん張りの利いた姿勢を確保しやすく、またドライバー席以外の座り心地の良さも実現できました」
では、海外仕様と日本仕様では異なる部分があるのでしょうか。
エクステリア担当の田村氏は「日本仕様のZR-Vには、北米仕様に比べてよりエレガントな演出を施しました。都市にも似合うスマートで上質なデザインとなっていますので、クルマ全体の一体感をさらに高められたと自負しています」と述べています。
また、ボディカラーについてカラー・マテリアル・フィニッシュ担当の後藤氏は「日本仕様のボディーカラーには、新色を2色採用しました。ひとつは静謐な森をイメージした、落ち着き感のあるソリッドライクカラー。もう一つは日本仕様で初適用される新色で、表情豊かな深みのあるディープなカラーです。こうした新色はもちろん、洗練された艶やかさを感じていただけるようにカラーバリエーションを充実させました」と語っています。
※ ※ ※
日本市場では、2022年内発売を予定している新型ZR-V。日本仕様では、海外仕様とは異なるディテールが採用されるようです。
そうしたなかで、新型ZR-V(日本仕様)のティザーがまもなく公開される予定だといいます。
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