■マツダ新型「ワゴン」に注目!
マツダは2026年1月15日、「フレア」の商品改良を行い、同日より販売を開始しました。
マツダの軽ハイトワゴンとして定番の地位を築いているフレアですが、そのルーツは「AZ-ワゴン」から始まっています。
1994年10月、AZ-ワゴンはスズキ「ワゴンR」のOEMモデルとして誕生。軽ハイトワゴンが少なかった当時、OEMとはいえマツダにとっては貴重な戦力となったはずです。
その後、2012年10月にワゴンRが5代目へとフルモデルチェンジした際に、同時に誕生したのがフレアです。
シリーズには「フレアクロスオーバー(ハスラー)」や「フレアワゴン(スペーシア)」がラインナップされ、マツダの軽自動車の主軸となっています。
現行フレアは、2017年3月に登場した2代目です。ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1650mm、ホイールベースは2460mmと、背の高いハイトワゴンのスタイルを採用しています。
パワートレインは、660cc直列3気筒エンジンと、同エンジンにモーターを組みわせたマイルドハイブリッドの2つを設定。トランスミッションはCVTのみで、ワゴンRのガソリン車に用意される5速MT車はフレアにはありません。
駆動方式は2WDとフルタイム4WDから選べ、燃費(WLTCモード)は25.1km/L(HYBRID XS・2WD)と、優れた燃費性能を誇ります。
今回の改良点は大きく3つあり、デザイン、先進安全性能、快適性/走行性能が向上しました。
エクステリアでは、フロントおよびリアバンパーやグリルの意匠を変更し、よりワイドかつ上質なデザインとなっています。
また、新たなボディカラーとして「ベルベットダークレッドパール」と「ルーセントベージュパールメタリック」の2色を追加しました。
インテリアではインパネデコレーションのカラーやメーターデザインの変更がなされています。
先進安全性能では衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を採用。
単眼カメラとミリ波レーダーを組み合わせることで、従来の四輪車と歩行者に加えて、自動二輪や自転車も検出可能となったほか、従来、後退時のみ対応していた低速時ブレーキサポートが、前進時も対応できるよう改良されました。
快適性/走行性能ではクランクシャフト周りの高剛性化や吸気音の低減により、エンジンの静粛性が向上。吸音タイプのエンジンアンダーカバーも車外音の低減や室内静粛性の向上に寄与しています。
さらに、減衰接着剤の採用によりボディ剛性を強化し、走行性能をアップさせました。
フレアの価格(消費税込)は145万5300円から185万3500円です。
※ ※ ※
フレアはスズキからのOEMモデルでありながら、長年マツダの軽自動車ラインナップを支えてきた確かな実力を持っています。
今回の改良で安全性能と静粛性がさらに磨かれたことで、マツダユーザーの乗り換えはもちろん、経済性と安心感を重視する幅広い層にとって、「選ぶ価値のある一台」に進化したといえるでしょう。(廣石健悟)
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