男女一組で戦う点も新しい
2023年に全日本モトクロス関東大会にテスト参戦し、注目を集めたホンダの電動モトクロッサー「CR ELECTRIC PROTO」 が、2024年シーズンからFIM E-エクスプローラー世界選手権に実戦投入されるというニュースが飛び込んできた。
【画像3点】チームHRC「FIM E-エクスプローラー世界選手権」参戦マシン、ライダーを写真で見る
さて、「E-エクスプローラー」というレースだが、初めて聞いたという人も多いだろう。2023年から開催された新しいカテゴリーのレースで、男女ペア1組が1チームとなって電動オフロードバイクを駆り、市街地の舗装路やアウトドアのオフロードコースを戦う競技だ。コースは都市と自然の地形をミックスした構成で、環境への配慮もしたレースであるのも特徴だ。
2023年はスペイン、アメリカ、イタリアで全5戦が開催され欧米を中心とした9チームが参戦。その中で日本のMIEレーシング(森脇 緑代表)が、チーム、男性ライダー、女性ライダーの3部門での初代チャンピオンを獲得している(優勝2回、2位2回、3位1回、2位とのポイント差は10点)。
使用されるマシンはEM(フランス)、SUR RON(中国)、EMX(オランダ)などの電動マシンが中心で、2023年のシーズン前には日本の電動マシンのパイオニアであるM-TEC(無限)の参戦がアナウンサされていたものの、実現はしなかった。
開催2年目の2024年は日本で開幕戦が行われる
このレースにホンダはチーム HRCとしてファクトリー参戦する。全日本テスト参戦後、「以後のモトクロスへの参戦はない」とも噂されていたCR ELECTRIC PROTOだが、まったくの新ジャンルに挑戦することになったのだ。
ライダーは2024年にモンスターエナジーチームでダカールラリーに参戦したトーシャ・シャレイナ(スペイン)と、イタリアの女性エンデューロレースのチャンピオンであるフランチェスカ・ノチェーラを起用。
以下は渡辺康治HRC代表取締役社長のコメント(要約)。
「ホンダとして、カーボンニュートラルへの取り組みが重要性を増す中で、電動オフロードバイクレースの新しいカテゴリーであるFIM E-Xplorer World Cupへの参戦を決定しました。新しい電動二輪車レースに挑戦することで、技術を実戦の場で鍛え、ノウハウ・知見の蓄積、人材の育成をさらに加速させます。これによりHonda製品や将来技術への活用にもつなげてまいります」
そして、開催2年目となる2024年のE-エクスプローラー開幕戦はなんと日本で行われる。
大阪府・大阪万博記念公園において2月16日(金)~17日(土)の開催が決定しており、アジア圏では初めてとなる。ホンダのファクトリー参戦もあって、日本における電動レースへの注目度は間違いなく急上昇することだろう。2024年のE-エクスプローラーは日本/ノルウェー/フランス/スイス/インドの全5戦で開催予定だ。
レポート●関谷守正 写真●ホンダ
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