王者ノルベルト・ミケリスに、僚友のミケル・アズコナとネストール・ジロラミが残留、2025年も体制維持を表明したBRCヒョンデN・スクアドラ・コルセは、エースのタイトル防衛を目指して今季もFIA格式ワールドシリーズたるFIA TCRワールドツアーに挑む。
「ノルベルト、ミケル、ネストールという同じドライバーラインアップを維持できることが分かった瞬間から、それが私たちの目標だった」と語ったのは、ヒョンデ・モータースポーツのカスタマーレーシング部門でマネージャーを務めるブノワ・ノジェ。
ホンダ陣営を筆頭に続々と体制確定。クレーレ兄弟はアウディへ、強豪ターゲットは23歳を起用/TCR欧州
「彼らはお互いに、そしてチームに対しても素晴らしい連携を見せてくれた。それがノルベルトのマカオでのタイトル獲得に大きく貢献したんだ。BRCヒョンデN・スクアドラ・コルセの2025年シーズンの目標は非常に明確だ。両方のタイトルを獲得したいと思っている」
そのミケリスは昨季、ライバルであるリンク&コー・シアン・レーシングのテッド・ビョークに11ポイント差をつけてドライバーズタイトルを連覇したが、チームは対照的に63ポイント差で総合2位に留まった。
「ヒョンデ・モータースポーツとBRCヒョンデN・スクアドラ・コルセのおかげで、またシーズンに向けて準備を整えることができ、本当に感謝している」と応じたミケリス。
「過去8年間は僕のキャリアの中でもっとも成功に満ちた時期のひとつであり、2024年のディフェンディングチャンピオンのときと同じ立場にいることは間違いない。ヒョンデ・エラントラN TCRでの5年目になるが、まだ改善できる点がいくつかあり、良い進歩を遂げたと思っている」と続けたミケリス。
「今年はセットアップのタイミングが限られているサーキットもあるから、すぐに正解を見つけ出す必要がある。引き続き努力を続けなければならないね」
昨年総合3位を獲得し、シリーズの前身となるWTCR世界ツーリングカー・カップで最後のチャンピオンに輝いているアズコナも、2025年シーズンに向けてさらなるステップアップを目指している。
「ヒョンデ・モータースポーツに加入して以来、目標は変わらない。最初からチャンピオンシップ優勝を狙っていたが、初年度でそれを達成できたのは本当に驚きだった」と振り返ったアズコナ。
「昨年よりも良い状態だと感じている。開幕戦のチャンスを活かし、競争力を高め、ドライバーズチャンピオンシップとマニュファクチャラーズチャンピオンシップの獲得を目指したい。もしダブルタイトル獲得のチャンスに恵まれなかったとしても、チームメイトを支え、チームのために尽力したいね」
昨年、ヒョンデとのデビューシーズンを総合6位で終えたジロラミも、チームに残留するメリットを強調する。
「昨年は多くのことを学び、今季に向けてより自信を持って臨めている」と続けたジロラミ。
「これにより、とくに予選でのパフォーマンスが向上し、ペースも良くなるだろう。レースではオーバーテイクが非常に難しいから、予選こそがすべてなんだ」
「コースによってはより複雑な場合もあるが、一般的に予選で良いパフォーマンスが出せなければ、週末に挽回するのは非常に困難だ。シーズン序盤から最高のパフォーマンスを発揮し、チャンピオンシップを争える位置につけるよう、競争力を維持することに集中していく」
[オートスポーツweb 2025年04月25日]
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