レトロな「二眼レフ」カメラにインスパイア！ 人気シリーズをサイズダウンした日本発ウォッチブランドの新作とは

●サイズダウンし親しみやすくなった個性派ウォッチ

　カセットテープや砂時計をモチーフに採用したりと、個性的なデザインウォッチを手がける日本の注目ブランド・TACSより、二眼レフカメラをモチーフとした腕時計の新作「ATL Lite」が登場しました。

　20世紀の前半にはカメラの主流であった二眼レフカメラは、現代の視点で見るとそのレトロでアンティークなデザインが非常に魅惑的で、TACSにおいてもその二眼レフをモチーフとした「ATL（AUTOMATIC TWIN LENS）」は、ブランドを代表する人気シリーズのひとつ。

　今回の新作では、そのデザイン的魅力はそのままに、従来モデルよりもコンパクトなケース径、軽い装着感を備えた「Lite」なバリエーションであり、これは直接のデザインモチーフとしたドイツ製の二眼レフカメラ「Ikoflex（イコフレックス）」の立ち位置とも共通するもの。

　ケース径は42mm、重さは87gとなっており、既存モデル「TWIN LENS（TS2002A）」の46.5mm、130gというスペックとは明確な差別化がなされていることがお分かりいただけるはず。

　ダイヤルは、精密に作られた11のパーツを手作業にて丁寧に組み立てており、カメラの張り革のシボを模した加工や細部のパーツが二眼レフらしさとレトロな味わいを演出。

　縦に並んだ二眼（ふたつのレンズの意）は、ふたつのオープンハートとなっており、ATLシリーズ最大のアイコンに。その奥からは日本製の自動巻きムーブメントを確認することができます。

　裏蓋もまたシースルーバックで機械式時計の魅力を存分に伝えており、ケースは高品質の316L ステンレススチール製。

　軽く扱いやすいプレミアムラバーストラップもまた汎用性と軽快な装着感に貢献しており、10気圧防水も兼ね備えて、個性的な機械式時計ながら、日常使いにもふさわしい作品に。

　針とインデックス、そしてダイヤルの二眼レフデザインを縁取るようにスイス製の夜光が施されて、暗所ではまた違った表情を楽しむことができます。

●製品仕様
「ATL Lite」
・価格（消費税込）：6万9300円
・品番：TS2501A／TS2501B
・ムーブメント：オートマティック（日本製）
・ケース：ステンレススチール316L
・ケース幅：42mm
・ケース高：47mm
・ケース厚さ：15mm
・ベルト素材：ラバーストラップ
・重さ：87g
・防水：10気圧防水
・その他：スイス製夜行マーカー、手作業による組み立て、11のパーツ構成

Comments

[藍流頓瀬奈]

大手ではオリエントがこういうの出してたな。
カメラはもちろん自転車、バイク、ギター、レコードプレーヤー…
オマージュウォッチって◎レックスやオメ◆似のものが多数ヤフオクなどに出ているが…
それよりはこういう異種格闘みたいなデザインが面白い。