アルピナ社が手掛けた最後のモデル
この現実を知ると、アルピナ最後のクルマということでこの「B4 GT」を紹介するのは正しくない。正確にはアルピナ社が手掛けた最後のモデルということになる。そのモデルはアルピナ社チューンの集大成ともいえるスーパーGTに仕上がっていた。「B4 GT」のベースはBMW「4シリーズ」の「グランクーペM440i」。4ドア+リアゲート付きのファストバックセダンだ。「B4」は以前から存在しているが、今回「GT」を名称として追加した。アルピナのモデルで「GT」が付くのは、理想的なモデルであることの象徴と言われている。アルピナの約60年にわたる歴史の中でも「GT」を名乗るモデルは少ない。 パワーユニットは「B4」時代からの直6、3Lツインターボエンジンは34PSの出力向上を果たし529PS。トルクは740Nmを発生する。8速ATと可変式全輪駆動システム、電子制御リアリミテッドスリップデフの組み合わせも出力向上のポテンシャルに合わせ、性能を向上させている。動力性能も0→100km/hの加速は、これまでの「B4」より0.2秒速くなり3.5秒、0→200km/hの加速は1.0秒速く11.9秒。巡航の最高速度は4km/h速く、305km/hを公表している。ちなみにアルピナ社の巡航最高速度とは、瞬間ではなくその速度で走り続けることのできる速度を指している。いずれの数値も日本では異次元の数値。 ちなみに、今回試乗した「B4 GT」は公道上の計測では4秒台を出している。一方で、100km/hの巡航では8速が1200回転、7速が800回転、6速では2200回転で走行できた.。直6、ツインターボエンジンは1500回転あたりからアクセルレスポンスが良くなるので、高速走行での加速で不満を感じることはなかった 。右足に少し力を込めれば「B4 GT」は即座に加速態勢に映ってくれた。状況さえ許せば、直6、ツインターボは6200回転まで上昇して、シフトアップ、加速を楽しませてくれる。吹け上がりの小気味のよさは、本当に気持ちがよかった。このパワーユニットを十分生かすためにシャーシも性能向上が図られている。新たにシャーシも性能向上が図られている。新たにアルピナの手で開発されたシャーシとサスペンションセットアップが素晴らしい。フロントアクスルはマウントが強化されたスタビライザーが採用された。ボンネットを開ければ、ゴールドに塗られた2枚のタワー板がガッチリと車体と結合されている。これだけでボディ剛性の大幅なアップに納得できる。 可変スポーツハンドルとアクティブダイナミックダンピングコントロールのセットアップも大幅に変更されたという。完全可変の4輪駆動システムは、リア重視のセッティングで、電子制御リミテッドスリップデフも新しいプログラミングが採用されている。ブレーキもM760i用の大容量タイプを装着した。 529馬力の“操る悦び”
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アルピナも豪快にグリルとバンパーの専用パーツ作ってくれればな。