BMWジャパンは25日、BMW5シリーズの高性能バージョン「M5」をベースに、サーキット性能をさらに高めた「M5コンペティション」を設定し、同日販売を開始した。
M5コンペティションは、日常ユースからサーキット走行までをこなすビジネスマンズエクスプレス「M5」のスポーツ性能をさらに引き上げることで、サーキットにおける走行性能をさらに高めたモデルだ。
具体的には、4.4リッターV8ツインターボエンジンの最高出力を600psから625psへと引き上げ、0-100km/h加速タイムを3.3秒を達成。さらにサスペンションはコイルスプリングを約10%硬く設定するとともに、車高を7mmダウンし、コーナリング性能やステアリングレスポンスを高めている。またMスポーツエキゾーストを搭載し、さらにスポーティなサウンドを実現したという。
エクステリアには、M5では初となるカーボンファイバー強化プラスチックのルーフや、ブラックアウトされたフロントグリルおよびミラーキャップなどを採用し、スポーティさが強調されている。
M5コンペティションの価格は、標準M5に対して83万円高の1823万円。
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