2020年のダカール・ラリーに初参戦しているフェルナンド・アロンソ(トヨタ)。彼は8日目の477kmのステージを、首位から4分遅れの総合2位で駆け抜けた。これによって、彼は総合13番手に浮上。2日目に”サスペンション交換”での大きなタイムロスがあったことを考えれば、大健闘だとも言える。
8日目は、前日に2輪ライダーのパウロ・ゴンカルベスが亡くなる事故が発生したため、2輪部門の走行は中止。そのため、カルロス・サインツ(X-Raidミニ)、ナサール・アルアティヤ(トヨタ)、ステファン・ペテランセル(X-Raidミニ)ら上位勢は、踏みならされていないコースを走らざるを得ず、大苦戦を強いられた。これが、アロンソの好結果に繋がったともいえる。
■ダカール8日目:アロンソ、ステージ優勝逃すも自己最高の2位。サインツ総合首位キープ
とはいえアロンソは、10月に参戦したモロッコラリーなどでは競争力を発揮できなかったため、このような結果は想定外だったと明かした。
「僕はまだ、完全に満足したわけじゃない。でも、ダカールに挑む前に立てていたあらゆる個人的な目標は超えている」
アロンソはそう語った。
「モロッコでは快適に走ることができた。でも、250kmのステージであっても、先頭集団からは15分ほどの遅れだった。ダカールでは、スペシャリストたちから30分遅れるかどうか……それは分からなかった。そして今日のように彼らに近づいたり、彼らよりも速いなんて、そんな目標は僕の中にはなかった」
特にこの8日目の結果は、自身とコ・ドライバーのマーク・コマに”大きな喜び”をもたらしたと語った。
「(タイム計測区間後の)ロードセクションでタイムを見た。僕たちは全てをうまくやれたとはほとんど思っていなかったので、お互いの頬をつまむところだったよ」
「順調なステージだった。350kmの地点でちょっとしたパンクはあったけど、大きなロスはなかった」
「チームにとってもマルクと僕にとっても、非常に嬉しく、感動的な瞬間だ。なぜなら、それがどれほど難しいか分かっているからだ。470kmを走り、砂丘と恐怖を乗り越える……そして、フィニッシュラインを超えてベストな選手となった時は、大きな喜びを感じるんだ」
「数カ月前のことを思い返してみると、僕たちは実際、マシンを起動する方法さえ知らなかったんだ」
今の”良い勢い”を利用したいと考えているアロンソだが、今後も難しい挑戦が続くことは覚悟しているようだ。
「僕は3週間前にアブダビでテストをした経験がある。そこはここと同じような砂丘のエリアだった」
「(テストは)非常に困難で、地獄の3日間だった。いま走っているところが同じような地形なら、色々なことが起きるんだ」
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