フェラーリのシャルル・ルクレールとカルロス・サインツJr.は、フェラーリの今季マシン『SF21』が得意としているであろうハンガロリンクで開催されるF1第11戦ハンガリーGPで優勝する可能性は低いと、現実的に考えているようだ。
昨シーズンを通して大苦戦していたフェラーリだが、今季はマシンの問題解決に注力。高いダウンフォースが要求されるモナコGPで速さを見せると、直近のイギリスGPでもルクレールが2位になるなど、明るい兆しが見えてきている。
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ハンガリーGPの舞台であるハンガロリンクは、”バリアのないモナコ”と評されるほど高いダウンフォースが要求されるコースであり、モナコで好調だったフェラーリが再び優勝争いを繰り広げるほどの速さを示してもおかしくないと言えるが、ふたりのドライバーは週末の見通しについて、より慎重になっている。
フェラーリはハンガリーで優勝を狙えると思っているかと訊かれたルクレールは、motorsport.comに次のように答えている。
「楽観主義者になるのはいいことだし、正直なところ、過去3回のレースであれだけの好成績を収めた後、誰もが楽観視したいと思っているはずだ」
「でも一方で、現実的でなくちゃいけない。僕たちは良いムードだけど、ハンガリーGPで優勝を目指すのは少し楽観的かもしれない。だから現実的には、トップ2チームのすぐ後ろにいれば満足だと思う」
サインツJr.は、現行F1マシンの特徴である超高水準のダウンフォースによってハンガロリンクでの課題が変わってしまい、フェラーリが得意とするタイプのサーキットではなくなってしまったと考えている。
「最近のブダペスト(ハンガロリンク)は、今のクルマでは中速から高速のコースになってしまったんだ」
「モナコやバクーでは、2速や3速で走るコーナーがあるけど、クレイジーなほどハイダウンフォースな今のクルマだと、ブダペストの中間セクターでも常に4速か5速ギヤで走ることになる。だからかつてのような純粋な低速サーキットではないんだ」
「僕たちにとっては、それほど良いサーキットではないと思う。レッドブルやメルセデスのすぐ後ろにつけるチャンスだとは思うが、データを見る限りでは、彼らがまだリードしていることが分かる」
「イギリスGPで見たように、ハードタイヤを履いたルイス(ハミルトン)は僕たちよりも少しペースが良かったので、ハンガリーでは彼らが先行するはずだ」
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