三菱自動車は8月17日、豪州とニュージーランドで新型電気自動車(EV)「ASX VR-e」を年内に発売すると発表した。鴻海精密工業(ホンハイ)傘下の鴻華先進科技(フォックスコン)からOEM(相手先ブランドによる生産)調達する。三菱自専用でサスペンションをチューニングし、路面追従性などを高めた。
ベース車はSUVタイプの「モデルB」。フォックストロンが開発を担う。生産は、鴻海とともにフォックストロンを設立した裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)の三義工場が担い、豪州、ニュージーランドに供給する。
外観はランプ類やリヤピラー、ホイールなどを変更したほか、フロントバンパー中央からボンネット上面に空気に流すトンネル形状の「Sダクト」や、走行状況に応じて空気抵抗を抑える「アクティブグリルシャッター」を装備する。
車名は、三菱自がオセアニア地域で展開してきたコンパクトSUV「ASXアクティブスポーツクロスオーバー(X)」を継承する。「VR-e」は「ギャランVR-4」に由来し、スポーティーな走行性能や電子制御技術など同車を象徴する名称として採用した。
同社はEVについて、ルノーや日産自動車、ホンハイといったアライアンスパートナーとの協業を活用し、ラインアップを拡充する方針を掲げている。
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