ハードロックの最強王者・ヴァン・ヘイレンや、80年代のポップカルチャーアイコン・グレイス・ジョーンズ、そしてクラブシーンを賑わすティエストまで。さまざまなジャンル・年代のドライブにまつわる洋楽ソングをピックアップ!車中で気分を盛り上げて。
痛快なギターリフがドライブに最適/AC/DC「Highway To Hell」
エンジン掛けて、さあ出発! といったムード満載の「Highway To Hell」(地獄のハイウェイ)は、オーストラリアのロックバンド、AC/DCの1979年のヒット曲。シンガーのボン・スコットはパースの高速道路を走っていた時、この曲の歌詞を思いついたとか。アンガス・ヤングのギターリフが痛快で、ドライブにも最適。ただし、歌っているボンは、この曲がリリースされた半年後に交通事故で他界という、いわく付き。くれぐれも安全運転をお忘れなく!
ニュー・ウェイヴの旗手による代表曲で、気分はアメリカ横断/デペッシュ・モード「Behind The Wheel」イギリスのエレクトロニックバンド、デペッシュ・モードの「Behind The Wheel」は、車の運転にインスパイアされて1987年に作られた曲。車のホイールキャップの回転音で始まり、硬質なビートが車の転がる様子を体現。彼らのライブでは、強烈な爆音で盛り上がる定番曲でも。この曲がシングル化された時には、アメリカ大陸を横断する国道“ルート66”がテーマの「Route 66」も同時リリース。広大なアメリカをツアーする中で長時間、車の中で過ごした彼らならではの一曲と言えそうだ。
のんびり走れば、みんながハッピー/マシュメロ&ケイン・ブラウン「Miles On It」老若男女に愛されるEDM DJマシュメロと、人気カントリーシンガーのケイン・ブラウンという意外な顔合わせは、実はこれが2度目。大ヒットした前コラボ曲「One Thing Right」に続き、この2024年の「Miles On It」もポップとカントリーの両ジャンルのチャートにランクインした。アメリカの片田舎をのんびり軽トラで走っているような、ゆったり気分のパーティソング。だが、トラックの荷台をベッドに例えたりと、よく聴くと歌詞はかなりセクシーな曲だ。
スーパーカーをぶっ飛ばせ!/ブリトニー・スピアーズ「Work Bitch」ブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アムがプロデュースを手掛けたブリトニー・スピアーズのヒット曲「Work Bitch」(2013年)。歌詞やビデオには、ブガッティ、マセラティ、ランボルギーニなど、高級スーパーカーがズラリ登場している。“手に入れたければ、しっかり働きなさい!”と歌われ、ムチでピシャリ。アッパー系のダンスチューンだけに、もちろんダンスフロアにもピッタリだが、ドライブしながら聴くとこれまた超最高。くれぐれも飛ばし過ぎにご注意を!
軽快ビートに乗せてベンツが疾走/ザ・ウィークエンド「Blinding Lights」人生を車の運転に例えるなど、車に関する曲が多いザ・ウィークエンド。ミュージックビデオの中では、なぜだか自動車事故が多いのだけれど、この2020年の曲「Blinding Lights」のMVでも無謀な運転をして大暴れ。軽快なビートとシンセ煌めく80年代風ニューウェイブ・サウンドに乗せて、この疾走感がたまらない。英米はじめ世界中のチャートで1位を記録。ちなみにメルセデス・ベンツの長尺CMにもこの曲が使われ、ザ・ウィークエンド自身も出演。さすがにCMでは安全運転だけど(笑)。
ワイルド&セクシー、80sが際立つ究極のドライブソング/ヴァン・ヘイレン「Panama」ハードロックがドライブに最適なのは言わずもがな。ヴァン・ヘイレンの1984年の「Panama」は、その頂点とも言える究極の完成度。ダイナミックな演奏に超絶ギターソロ、セクシーな歌、そして押し寄せるワクワク感。ハードロックの醍醐味が目一杯詰め込まれている。“パナマ”という国についての曲かと勘違いしそうだが、実はシンガーのデイヴィッド・リー・ロスがラスベガスで見かけたレーシングカーに書かれていた文字“パナマ・エクスプレス”から取られたそうだ。
ニューヨークの躍動感をクールに描写/グレイス・ジョーンズ「Pull Up The Bumper」スタイルアイコン、グレイス・ジョーンズの代表曲の一つ「Pull Up The Bumper」は、1981年の名盤『Nightclubbing』から。タイトルにもあるように車の“バンパー”について歌われる曲だが、おそらく性的な意味が含まれているのは、全体の歌詞からも明らかだ。ニューヨークのストリートの躍動感を捉えたMVは、クールでスタイリッシュ。当時の伴侶ジャン=ポール・グードと共に、さまざまな強烈なイメージの写真、ポスター、映像をクリエイトしていた彼女。シトロエンのCMにも登場して日本のお茶の間を仰天させるなど、早くからメディアミックスを実践して一世風靡した。
夜のドライブには多幸感溢れる4つ打ちハウス/ティエスト「Red Lights」長年にわたってクラブシーンで人気を誇ってきた重鎮DJ/プロデューサーのティエストによる「Red Light」は、2013年のヒット曲。マーティン・ギャリックスやジョン・マーティンともコラボするミシェル・ジトロンがボーカルを担当している。4つ打ちのハウスミュージックは、スムーズに飛ばせる高速などに最適。この曲を聴きながら夜景をバックにハンドルを握れば、それこそユーフォリックな感覚に包まれるのでは?
紹介したミュージシャンたちの写真はこちらから
文・村上ひさし 編集・橋田真木(GQ)
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